19時間30分のワークショップ
新しいジャズの学び方
〜ステラジャム・アーカイブを使って〜
ステラシアターのステージ
【インデクス】
はじめに
ステラジャム・アーカイブとは
【例:帝京高校のリアルタイム・コメント】
19時間30分の長時間ワークショップ
ヨコ聞きとタテ聞き
競いつつ競わないコンテスト
ジャズ・ウインドオーケストラという新しいジャンル
ステラジャム2009 結果報告
ステラジャムとは
こんなふうに審査します
課題曲について
審査員紹介
はじめに
吹奏楽団やビッグバンドがジャズ楽曲を学ぶための新しい
方法として「ステラジャム・アーカイブ(以下SJA)」の
活用をご提案します。
ステラジャム・アーカイブとは
2009年9月22日〜23日の両日、山梨県河口湖ステラシア
ターで「全日本ジュニアジャズオーケストラ・コンテスト
(愛称ステラジャム)」が開催されました。
ここで収録された動画や音声のデータベースをSJA(ス
テラジャム・アーカイブ)と呼んでいます。SJAインデッ
クスはこちら。
SJAはコンテストの出演団体ごとに、以下の三部構成で
掲載されています。
1.演奏(動画)
課題曲の演奏を収録してあります。
※自由曲については著作権処理が済み次第アップします。
2.ワンポイント・アドバイス(動画)
演奏直後に審査員から出された講評を収録。
3.リアルタイム・コメント(音声)
各審査員が演奏中リアルタイムに録音したコメント群。
審査員名をクリックするとaviファイルが再生されます。
※自由曲については著作権処理が済み次第アップします。
なかでも吹奏楽団やビッグバンドが効果的に活用できるのは
「3.リアルタイム・コメント」です。
【例:帝京高校のリアルタイム・コメント】
審査委員長:杉山正先生のコメント
金管審査員:堂本雅樹先生のコメント
木管審査員:Steve Sacks先生のコメント
ピアノ審査員:Jonathan Katz先生のコメント
ベース審査員:安ヵ川大樹先生のコメント
ドラム審査員:Scott Latham先生のコメント
【註】
著作権処理手続中のため、自由曲の動画およびリアルタイム・
コメントは再生できなくなっております。現在再生できるコン
テンツは以下の通りです。
1. 課題曲「Now That's What I'm Talikng About!」」の動画
2. ワンポイント・アドバイスの動画
3. 課題曲のリアルタイム・コメント
なお、自由曲の動画およびリアルタイム・コメントにつきまして
は、著作権手続が完了次第リリースします。
19時間30分の長時間ワークショップ
ステラジャム出演団体の持ち時間は15分間。その間に課題
曲1曲と自由曲1〜3曲を演奏します。6名の審査員はその
15分間、演奏を聞きながら、録音機器(エディロールR-
09HR)にリアルタイム・コメントを録音していきます。
その結果6つの角度から分析したコメントが残る。これは
実質的には90分(15分x6名)のクリニックを受講したのと
同様の情報が得られるわけです。
第1回ステラジャムへの参加は13団体でしたから、全部で
78本(6本x13団体)のコメントファイルがあります。その
総時間数は、19時間30分(1170分=15分x78本)にもおよ
びます。しかもそれらは原則としてすべてインターネット
上で公開されます。
ステラジャムに出場した団体はもちろん、日本中のどの楽
団でも、これらのコメントを聞くことによって、ジャズ合
奏をまとめるうえで注意すべきポイントを学ぶことができ
ます。
ヨコ聞きとタテ聞き
リアルタイム・コメントには大きく二つの聞き方がありま
す。「ヨコ聞き」と「タテ聞き」です。ヨコ聞きとは、ひ
とつの楽団に対する6つのコメントを順番に聞いていくこ
とです。いろんな角度からアンサンブル作りのヒントが得
られるでしょう。
これに対してタテ聞きとは、一人の審査員のコメントを13
団体にわたって聞いていくこと。たとえばあなたがベース
奏者なら、安ヵ川先生のコメントだけをずっと聞いていく
というようなやり方です。これによって、ある角度からの
視点を深く掘り下げて学ぶことができます。
aviファイルをダウンロードして、デジタルレコーダーに入
れて持ち歩き、少しずつ聞いていくのもよいでしょう。
競いつつ競わないコンテスト
ステラジャムは「コンテスト」と銘打ったイベントではあ
りますが、競い合ったり順番を付けたりすることに主眼が
あるわけではありません。むしろ参加団体の「上達」に
フォーカスした、ワークショップとしての色合いが強い教
育イベントです。
したがって「競い方」についても、従来のコンテストやコ
ンクールにはあまり見られない、いくつかのくふうをこら
しています。
1. 全団体が演奏する課題曲が決まっている。
→ ミディアムスイング曲で基礎的技術力を評価します。
2. 課題曲の配点が自由曲の二倍である。
→ 審査票はこちらで公開しています。
3. 審査員の最高点と最低点をカットする。
→ 中間の4名分の点数の合計で評価されます。
4. 演奏が終わった直後に点数を集計する。
→ 話し合いではなく純粋に点数で評価します。
このようなシステムを採用することで、基礎技術をなるべ
く公正に判定したいと考えています。ただし採点結果や順
序よりも、リアルタイム・コメントに重点が置かれている
のは言うまでもありません。
ジャズ・ウインドオーケストラという
新しいジャンル
ステラジャムでは吹奏楽形態とビッグバンド形態をあまり
区別していません。どちらも「ジャズ・オーケストラ」と
して、ひとつのジャンルに属する楽団であると考えていま
す。
したがって、いわゆるビッグバンド形態にも指揮者が立つ
ことを推奨していますし、吹奏楽形態で本格的なジャズを
演奏することも大歓迎です。これら両形態の総称を「ジャ
ズ・ウインドオーケストラ」と呼んで新ジャンルととらえ
ることもできます。
ステラジャムを共催するジャズオーケストラ教育協会
(JOEA)では、全国の「ジャズ・ウインドオーケストラ」
間で教育情報を共有するべく、オンライン上のサービスや
新しい教育イベントなど、さまざまな企画を推進中です。
今後ともジャズオーケストラ教育向上へのご協力をよろし
くお願いいたします。
ステラジャム総合プロデューサー
ジャズオーケストラ教育協会副理事長
黒坂洋介
第1回全日本ジュニアジャズオーケストラコンテスト
日程:2009年9月22日〜23日
場所:山梨県河口湖ステラシアター
※公式ホームページはこちら
ステラジャム2009 結果報告
第一日目:中高生の部
●トップ3
グランプリ:帝京高校 Swinging Honey Bees
スペシャルパフォーマンス賞(第二位):名古屋青少年ビッグバンド Free Hills Jazz Orchestra
ハイテクニック賞(第三位):堺市立野田中学校吹奏楽部
●個性を評価する賞
オリジナリティ賞:茨城県立水戸工業高校 Blue Beginners
グッドセンス賞:奈良育英中学高校吹奏楽部
エンタテイメント賞:富山県立高岡工芸高校吹奏楽部
ビッグサプライズ賞:頴明館中学高校えめじゃーず
●個人賞
ベストコンダクター賞:堺市立野田中学校 指揮者 狩野伸行
ベストソロイスト賞:帝京高校 アルトサックス 米澤晴香
審査委員長特別賞:名古屋青少年 リードトランペット バラメーダ誠道
第二日目:大学生の部
●トップ3
グランプリ:学習院大学 Sky Sounds Jazz Orchestra
ハイテクニック賞(第二位):横浜市立大学 Second Wind Jazz Orchestra
ハイエナジー賞(第三位):慶応義塾大学 Light Music Society
●個性を評価する賞
オリジナリティ賞:神奈川大学 College Sounds Orchestra
グッドセンス賞:東京都市大学 Stack Sounds Jazz Orchestra
エンタテイメント賞:埼玉大学 Swing Cube Jazz Orchestra
●個人賞
ベストソロイスト賞:学習院大学 アルトサックス 高橋奈那
審査委員長特別賞:慶応義塾大学 サックスセクション
【対象】
20歳未満(大学生は2年生以下)で構成される15名以
上のビッグバンドまたは吹奏楽部。小学生・中学生・
高校生はもちろん、大学生・市民バンド・選抜バンド
も、指揮者を除く全プレイヤーが年齢や学年の要件を
満たせば出場資格があります。くわしくはステラジャ
ム事務局までお問い合わせください。
※ステラジャム募集要項はこちら
|こ|ん|な|ふ|う|に|審|査|し|ま|す|!|
演奏と同時に審査員がコメントを録音しつつ
採点します。以下のリンクでは、アメリカで
の審査の実例を音声ファイルで聞くことがで
きます。
音楽とインフォームド・コンセント
〜 コンテストの公正性と公開性 〜
|課|題|曲|
ステラジャムは各バンドの「上達」に重点を置
いています。ですから基礎的な技術力をしっか
り審査します。
参加するすべてのバンドはある課題曲を演奏し
ます。ビッグバンド界をリードするアメリカの
作編曲家トム・クービス(Tom Kubis)が、こ
のコンテストのために書き下ろしてくれたオリ
ジナル「Now That's What I'm Talikng About!」
という曲です。
※ 課題曲の公開は2009年5月頃を予定しています。
1951年ロサンゼルス生まれの作編曲家。現代ビッグ
バンド界を代表するコンポーザーの一人である。彼
の姓だが、「キュービス」は誤読で、クービス(ま
たはクーバス)が正しい。
自身のバンドへの提供のほかに、ビル・ワトラス、
BBC放送局ビッグバンドなど、ほかのアーティスト
への楽曲提供を続けた。また、彼の曲はアメリカや
イギリスの高校生や大学生のバンドにも多く演奏さ
れている。
クービスの曲は明るく親しみやすいのが特徴。しば
しば難曲もあるが、単に技術的な難解さを追い求め
たりはしない。
アルバム「Keep Swingin'」「Tom Kubis Big Band
Plays Steve Allen」「Slightly Off The Ground
Released」など。
課題曲の吹奏楽用アレンジは、新進気鋭のピアニス
ト野口 茜(のぐちあかね)が担当。
ピアニスト・作編曲家。akanekoの愛称で親しまれ
る。4歳からピアノ、6歳から作曲を学ぶ。
東京学芸大学教育学部芸術文化課程音楽科(作曲専
攻)卒業。学生時代からラテンジャズ・ビッグバン
ドでピアノを弾き始め、同時に学外でバンド活動を
開始。
卒業後、そのままプロ活動を始め、横浜JAZZプロム
ナード、本牧JAZZ祭など多数のジャズフェスティバ
ルに出演。年間150本以上のライブに出演。
10以上のバンドサポート中。現在はラテン音楽(サ
ルサ、ラテンジャズなど)を中心に活動。2006年夏
まで所属していた「東京ブラススタイル」では、プ
レイヤーとして2枚、アレンジャーとしては3枚のア
ルバムに参加。2007年8月アニメ「バッカーノ」の
オープニング主題歌担当(CD発売中)。THE TASTY
PARTYは野口茜がリーダーのラテンビッグバンド。
|審|査|員|紹|介|
【審査委員長】
杉山 正(すぎやま まさし)tp
ウェブサイト
1979年渡米。Claude Gordonに師事。その後18年
続いたサンフランシスコ、ロサンゼルスで行なわれ
たClaude Gordon International Brass Workshopに
日本人唯一のスタッフとして在籍。国内ではゴード
ン直伝のブラスエデュケーターとして豊富な実績を
持つ。その範囲はスクールバンドからプロの奏者ま
で多岐にわたり、学習者の課題をすばやく見抜いて
適確なアドバイスを与える鮮やかな指導には定評が
ある。
現在ハイノート講座「タングマジック」の講師とし
て日本各地で指導にあたるほか、ビッグバンド
"Serendipity18" のリーダー&リードトランペット
として活動している。そのサウンドは聴く人から
「アメリカのサウンドだ」と評され、2007年に共演
したBill Watrousからも称賛を得た。
また、大学/社会人ビッグバンドの指導、アンサン
ブルクリーニングと言われる講習会を各地の吹奏楽
団体を対象に行っている。
2000年11月、Claude Gordon 著「Brass Playing No
Harder Than Deep Breathing」を翻訳、出版。邦題
は「金管演奏の原理」
2007年4月、金管楽器教則本「Flex Tongue Build」
出版。2007年10月、「High Air Build」出版。
【金管審査員】
堂本雅樹(どうもと まさき)btb / tuba
ウェブサイト
1968年2月8日東京都生まれ。水瓶座、B型。12歳から
トロンボーンを始め、桐朋女子高音楽科、桐朋学園
大学卒業。 故堂本重道、福田日出彦、鍵和田道男、
井上順平、下堀福男の各氏に師事。
1991年〜1997年 宮間利之とニューハード、
1997年〜原 信夫とシャープス&フラッツに所属。
現在、#&♭の他に、角田健一ビッグバンド、Tokyo
Leaders Bigband、砂田智宏ビッグバンド、高橋達也
&リユニオン・オーケストラ、Tom Pierson
Orchestra、Mike Price Orchestra、Eric Miyashiro
EM Bandなど多数のビッグバンド、サルサ・スウィン
ゴサ、向井滋春4Trombones、ジョー蒲池&Groovin'
High、などのコンボ、スタジオ録音や、ムジカ・ム
ンダーナ・トロンボーンアンサンブル、松本日之春
アンサンブルなどのクラシック等各方面にて活動
中。
【木管審査員】
Steve Sacks(スティーブ・サックス)sax
ウェブサイト
サックス&フルート・プレーヤー、アレンジャー、
またハーバード大卒音楽理論学者であるスティー
ブ・サックスは、ジャンルの壁を乗り越えるジャズ
を通して希望と平安を与える。
1953年アメリカ・ワシントンD.C.生まれ,シカゴ、
コネチカット州育ち。7歳からピアノ、13歳から
サックスを習う。パリ滞在2年、20年に及んで
ニューヨークのジャズシーンで活躍して来た。5ヶ
国語が流暢。
1991年ニューヨークのリディーマー教会にてクリス
チャンになり、現在武蔵野福音自由教会の会員。
1996年11月、知子と結婚。
CDやLP100枚以上に参加。また、スティーブ自身が
リードするニューヨーク・ベースのブラジリアン・
ジャズグループ「トリロジア」と「ガナバラ」で4
枚のアルバム。初めてのソロCDである「First
Dream : 初夢」に加えて、期待の2ndソロCD「Look
To The Sky」は現在発売中。
【リズム・打楽器審査員】
Jonathan Katz(ジョナサン・カッツ)p
ウェブサイト
ニューヨーク州ロングアイランド出身、在日16年。
イェール大学とイーストマン音楽院で音楽を幅広く
学び、上智大学留学後、東京を拠点にする。故レ
イ・ブラウン、ケニー・バレルジャズの巨匠らとブ
ルーノート東京で出演する他、ルー・タバキン、エ
ディ・ヘンダーソン、ボビー・シュー等数々の名プ
レヤーのバンドに参加。
現在まで自己のジャズピアノトリオのCDを3枚リリー
ス。国内ツアーを頻繁に行い、ジャズのみでなく、
NHK交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団や
五木ひろしと共演、録音している。
そして2004年NHK BS2にて放映の「冬のソナタ・クラ
シックコンサート」で東京フィルと共演、最近田村
正和、伊藤美咲主演映画「ラスト ラブ」(松竹、
2007年6月公開)に出演するなど幅広いジャンルで活
動している。
作曲と編曲も積極的に挑戦しており、自作曲や日本
の民謡/唱歌の編曲をワールドミュージックグルー
プCANDELAに多く提供している他、ソロピアノやトリ
オで披露。CANDELAやコーリーダーを務める日米混成
カルッテット「NYTC」と海外でも積極的に出演して
おり、トロントDowntown Jazz Festivalや名門ジャ
ズクラブBlue Note New Yorkなどでリスナーを魅了
している。
2008年に東京のトップミュージシャンからなる19人
編成のビッグ・バンド「TOKYO BIG BAND」を設立。
「エバンズ譲りのセンシティブなスタイルとスイン
ギーなプレイが実力を裏づける。自作曲の出来と名
曲の編曲術も二重丸。」 スイング・ジャーナル
「珠を転がすようなカッツの微妙なタッチからトリ
オがグルーヴしはじめるドキュメントがクリアに再
生される。アイディアに溢れたピアノ・プレイ、生
き生きした伴奏陣とのコラボレーションはなんと
いっても素晴らしい。」 ジャズライフ
【リズム・打楽器審査員】
安ヵ川大樹(やすかがわ だいき)b
ウェブサイト
1967年、兵庫県西宮市出身。幼少のころよりピアノ
を始め、音楽に親しむ。18歳で上京、明治大学入学
後、「ビッグ・サウンズ・ソサエティ・オーケスト
ラ」に所属、コントラバスをはじめる。牧島克彦
氏、吉野弘志氏 吉田秀氏に師事。1989年、「第19
回山野ビッグバンドコンテスト」にて最優秀賞受
賞。
1991年、アルファレコードより、CD「Down
under」に参加、プロ活動を開始する。 96、97年に
はマリーナ・ショー(Vo)の全国ツアーに参加。
98年より、故日野元彦(ds)のクインテットに抜擢
され、CD ダブルチャント(EWE) に参加する。
2001年より自己トリオ、ソロライブ活動を開始。
2002年9月、EWEより全編ソロベースアルバム
「Let My Tears Sing」、同年2月、自己トリオ
"Ya!3"のアルバム 「LOCO」、2004年7月安カ川大
樹トリオ 「KAKEROMA」 をリリースし、好評をはく
す。 2006年5月、9人編成のリーダービックコンボ
「ファーイーストジャズアンサンブル」を立ち上げ
る。
2007年8月 ファーイーストジャズアンサンブル
で、松江城国際ジャズフェスティバルでゲストにエ
ディーヘンダーソンを迎え出演。各方面より絶賛さ
れる。2007年8月、スキップレコードよりCD「FAR
EAST JAZZ ENSEMBLE」 をリリース。
スイングジャーナル誌「日本人ジャズメン読者人気
投票」では常に上位にランクされ、2004年度、2006
年度ベーシスト部門3位。
100枚を超える国内外のレコーディングに参加。
小曽根真、大坂昌彦、デイブピエトロ、アキコグ
レース 松永貴志、川嶋哲郎、小林桂、ウンサン、
など。
テレビ、ラジオ等の出演や国内外のジャズフェス
ティバルにも数多く出演。マウントフジ、東京ジャ
ズ、 南郷ジャズフェス、宮崎フェニックスジャズ
フェス、 ニュージーランド クライストチャーチ
ジャズフェスなど。
ジャズのフィールドだけにとどまらず、金子飛鳥ス
トリングスアンサンブル、加古隆「色を重ねて」公
演、テレマン交響楽団との共演など幅広い活動も行
なう。 卓越した音楽センス、技量、スケールの大
きなオリジナル曲、今 最も注目を集めているベー
シストである。
【リズム・打楽器審査員】
Scott Latham(スコット・レイサム)ds
ウェブサイト
2月15日生まれ。米・カリフォルニア州サンフランシ
スコ出身。B.A.in MUSIC,U.C.バークレー校卒業。
8歳でドラムを始め、14歳より本格的にプロ活動を始
める。1983年より日本在住。
レコーディングやコンサートで活躍。ジャズ、フュー
ジョン、ロック、ファンク、ソウル、R&B、ラテン、
ボサノバ、シャンソン、ポップス、演歌、クラブ
DJ、クラッシック、..ジャンルを越え国内外の
様々なアーティストと共演。NHK人気番組「きよしと
この夜」"藤野浩一スーパーセッション2008"として
参加するなど音楽業界で幅広い活動をしている。
今までにチャカ・カーン、メイヤ、エンリケ・イグ
レシヤス、ローン・カーター、ケニーG等、世界の大
物ミュージシャンや東京フィルハーモニー交響楽団
などオーケストラと共演。「Disney on Classic
2006」から「Disney on Classic 2008」と毎年全国
ツアーに参加。
近年では自身が企画・プロデュースを手がける。一
方、若手ミュージシャンの育成や発掘にも力を入れ
ている。
これらの演奏活動と平行しながら音楽学校の講師と
しての一面も持ち、国内でのクリニック活動も精力
的に行っている。音楽を志す若い人達やミュージ
シャンの間で超絶技巧なドラミングとして定評があ
る。Pearl Drumsモニター / BUZIN Cymbalsモニ
ター。