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【用語辞典】悟楽(ごらく)

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ごらく
悟楽

ウォーター&ブレス、ねこ気功、タングマジック
などの専門用語についての解説です。

【あ行】 【か行】 【さ行】 【た行】 【な行】
【は行】 【ま行】 【や行】 【ら行】 【わ行】
【ABC】 【DEF】 【GHI】 【JKL】 【MNO】
【PQR】 【STUVWXYZ】 【数字】





【あ行】

●アイコ(AICO)※図解はこちら
アイコは Air Controller の頭文字。舌の中ほどあた
りのポイントをいいます。この部分が口の中で上下
することによって空気の流れをコントロールします。
【参照】ビーエルティーとアイコ


●アクターとウォッチャー
二人ひと組で姿勢のチェックをする場合、定められ
た姿勢をとるほうアクター(行為者)、それを見て
アドバイスするほうをウォッチャー(観察者)と呼
び、交互にチェックしあう。
【参照】
1.二人ひと組のペア/アクターとウォッチャー
2.フタゴ


●アンサンブル・クリーニング
タングマジック理論を合奏に応用した指導法。
シラブルを揃えることで音がどんどんクリアになる
ことから「クリーニング」と呼んでいる。
【参照】アーティキュレーションで息をあわせる


●インナー・ウォームアップ
呼吸に関係する筋肉群をほぐすことで管楽器演奏の
ウォームアップ効果を得るための理論と方法。
【参照】インナー・ウォームアップの方法


●ウォーター&ブレス
ヨーガ、気功、禅、武術などに含まれる身体操法を
整理し、音楽家の身体開発法としてシンプルに編集
した呼吸トレーニング法。
【参照】音楽家のための呼吸法

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●ウォーター・トレーニング
ウォーター&ブレスの基本練習部分。効果的に呼吸
法を練習するための身体を作る練習。


●ウォーターバッグ
全身を水の入った大きな袋のように感じる意識の操
作法、またはそのような状態の身体。
【参照】ウォーター・バッグが完成する


●ウォームアップ・レベル
今現在、楽呼吸法が何回できるかをウォームアップ
の指標として使うこと。連続2回しかできない状態
をウォームアップ・レベル2回(アップ2)とし、4
回できる状態をアップ4という。
【参照】
1.楽力
2.インナー・ウォームアップの方法


●歌抱きツアー
ジェリーフィッシュ・フロートの応用で、呼吸にあ
わせてポジティブな言葉を唱えることで心理的変化
をもたらす方法。「うれしい」「たのしい」「だい
すき」「きもちいい」「ついてるなあ」「ありがと
う」の頭文字で「うただきつあ=歌抱きツアー」。
【参照】ジェリーフィッシュ・フロートの応用


●エスオー(SO)シフト
S(subject=主体)とO(object=客体)が入れ代
わる(シフトする)現象。たとえば背骨を左右に動
かす動作をするとき「私が背骨を動かす」と感じる
状態から「背骨が私を動かす」と感じるような変化
が生じる。この主客転倒をSOシフトと呼ぶ。呼吸
のSOシフト、瞑想のSOシフト、立禅のSOシフ
トなど、さまざまな場面で起こりうる。
【参照】
1.主客が転倒する=SOシフト
2.第9回【主客転倒してからがホンモノ】
3.六通目の手紙<主客転倒は別世界>


●オールチョーク
呼吸するとき、喉が完全に開いてなめらかに空気が
出入りしている状態をノーチョーク(No Choke)
と呼びます。喉を完全に閉じて空気の出入りができ
ない状態、これがオールチョーク(All Choke)。
【参照】チョーク度


●おさえ
重力/抗重量の感じ方の一種。天から下方向へか
かる力を感じる場合を「おさえ」、地から上方向
へかかる力を感じる場合を「ささえ」という。ほ
かにも頭頂を天へ引っ張られる力を感じる「つる
し」、地から下方向へ引っ張られる「ずりおち」
がある。
【参照】ウォーターバッグが完成する






【か行】

●果(か)
意識操作で宇宙の果てを想定し、これを「果」と呼
ぶ。上下方向を上果(じょうか)、下果(げか)と
いうが、状況によっては天果、地果ともいう。前後
方向は前果(ぜんか)、後果(ごか)、左右方向を
左果(さか)、右果(うか)という。上果と左果の
間を「上左果(じょうさか)」と呼んだり、上果と
上左果の間を「上上左果(じょうじょうさか)」と
呼ぶこともできる。


●開腋(かいえき)
腕を胴体の横に垂らす時、腋がふわっと開くこと。
首や肩に力が入ることなく、腋の下にクッションが
あるかのように感じるのが理想的な開腋である。


●下意識(かいしき)
現在自覚できている感覚情報や思考情報のことを
意識
といい、自覚できていない情報のことを下意識
という。下意識は浅い層から深い層まであり、少し
関心を向けるだけで自覚できる浅い下意識と、特殊
な練習を積んでようやく自覚できる深い下意識まで
何層にも重なっている。
【参照】第7回【上意識と下意識】


●外柔芯剛(がいじゅうしんごう)
身体の外側は柔らかく、身体の芯がしっかりしてい
ること。体表面の筋肉を可能な限り脱力し、深層筋
群(インナーマッスル)を活性化すること。
【参照】
1.第二回【外柔芯剛の身体をつくる】
2.第十回【外垂芯吊No.1】
3.ハイ・エア・ビルド〜音域5オクターブの開発〜


●外垂芯吊(がいすいしんちょう)
外柔芯剛が進むと、体表面が「垂れる」感覚(これ
を外垂という)が生まれ、同時に芯が上から「吊ら
れる」感覚(これが芯吊)も芽生えてきます。これ
を外垂芯吊という。
【参照】
1.第二回【外柔芯剛の身体をつくる】
2.第十回【外垂芯吊No.1】
3.ハイ・エア・ビルド〜音域5オクターブの開発〜


●快眠☆ねこ気功
ウォーター&ブレス理論を基本とした気功法を使っ
て質の高い眠りを実現するために開発されたブック
CD。入眠へ誘うリードメッセージと、ねこ気功ソ
ング2曲、さらにシンセサイザー楽曲が収録されて
いる。
【参照】
1.【ブックCD】快眠☆ねこ気功
2.ねこ気功ソング試聴できます
3.アマゾンで購入できます


●拡肋(かくろく)
肋骨を拡張すること。息を吸いながら拡肋し、息
を吐く時も拡肋するトレーニングのこともいう。


●仮性チャイルドタイム(ねこじかん)
※図解はこちら
チャイルドタイム(ねこじかん)とはのんびりする
こと。セカセカとした日常意識を休めて、ゆったり
した心身を体感する。ところが、これはまだ「仮性
チャイルドタイム(ねこじかん)」。そこから深い
リラックス状態である「真性チャイルドタイム(ね
こじかん)」へと向かう練習をする。
【参照】
1.子供時代を思い出す=チャイルドタイム
2.第8回【快眠☆ねこ気功】


●覚滑(かっかつ)
自分の動きになめらかさを感じること。たとえば背
骨を動かすとき、ぬるぬるとした感じでなめらかに
動かすことを「覚滑」と呼ぶ。肩甲骨と肋骨の間が
ツルツルと「覚滑」で動くように練習したりする。


●カンガルーパイル
人間の身体、特に体幹部は四つの方向に動かすこと
ができる。1.上下、2.左右、3.前後、4.回転。その
うち上下方向に動かすトレーニングをカンガルーの
飛び跳ねる動きに例えてカンガルーパイルと呼ぶ。
【参照】キメラダンス 


●感動舌
「かんどうぜつ」と読む。「動く舌」を「感」じる
こと。金管演奏中は、つねに自分の舌を観察し、そ
の動きを注意深く感じるように心がける。金管演奏
においては「唇」ばかりを意識しがちだが、唇のこ
とは忘れて、かわりに「感動舌」を徹底する。
【参照】ハイ・エア・ビルド〜音域5オクターブの開発〜


●キック
息を強く吹き出すこと。金管演奏で高音へ向かうと
きのキックを「ハイキック」、低音へ向かうときは
「ローキック」と呼ぶ。
【参照】
1.ハイキック
2.ローキック
3.ハイ・エア・ビルド〜音域5オクターブの開発〜


●キミユルシカミホホエム
心をポジティブな状態へ移行させるための呪文。
「気づき」「見つめ」「許し」「感謝し」「見送
り」「微笑む」の頭文字を合わせたもの。
【参照】ねこ気功 十通目の手紙


●キメラダンス
人間の身体、特に体幹部は四つの方向に動かすこと
ができる。1.上下(カンガルーパイル)、2.左右
フィッシュスイム)、3.前後(キャットラン)、
4.回転(ドラゴンツイスト)。それら四方向に動か
すトレーニングを合わせた複雑な運動をキメラダン
スと呼ぶ。


●きゃたりうむ
気功をテーマとしたファンタジー「ねこ気功」の舞
台となる仮想の街の名称。現実と空想の境界、めざ
め(覚醒)と眠り(睡眠)の境界、身体の心の境界
に存在する不思議な時空間がきゃたりうむ。そこに
は猫の姿をした「猫人」が暮らし、猫の気功師であ
寿限無老師が尊敬を集めている。


●キャットラン
人間の身体、特に体幹部は四つの方向に動かすこと
ができる。1.上下、2.左右、3.前後、4.回転。その
うち前後方向に動かすトレーニングを猫科動物の走
る動きに例えてキャットランと呼ぶ。ねこ気功では
この動きを「ねこばしり」と呼ぶ。
【参照】
1.猫が走るとき=ねこばしり 
2.キメラダンス 



●キュー&モード 
犬に食事を与える前にベルを鳴らすことを習慣付
けると、ベルを聞いただけで犬はヨダレを出すよ
うになる。これを条件反射という。「キューワー
ド(略称はキュー)」と「ゴールモード(略称は
モード)」は、条件反射における「食前のベル」
と「よだれ」の関係である。ヨダレモードを引き
出すために、ベルというキューを設け、両者を条
件付けることができる。この手法は自己の能力開
発にも応用することができる。


●境体(きょうたい)
心と身体の境界に存在する情報としての身体のこと。
身体に芯を通すというときの「芯」は境体の一例。
それは肉体ではなく、肉体と重なるように存在する
情報としての身体である。
【参照】第11回:空想と現実のグレーゾーン


●空息域
息を吸っても 吐いてもいないニュートラルな状態
から吐いて肺が空に近づいた領域を空息域(くう
そくいき)と呼ぶ。逆に息を吸って肺が満タンに
近づいた領域を満息域(まんそくいき)という。
【参照】からっぽで吐く


●呼吸法ブログパーツ
呼吸法トレーニングをリードしてくれる約1分間
のメッセージを自分のブログで手軽に再生できる
インターネット上の道具。
【参照】あなたのブログへ呼吸旅行


●五節直列
節(せつ)のうち以下の5つが直列する立ち方の
こと。1.地節、2.足節、3.底節、4.頂節、5.天節


●骨盤クロール
骨盤を使った運動の一種。左右の骨盤をクロー
ルで泳ぐように交互に前方へ回す。これを後方
に回す場合は「骨盤逆クロール」または「骨盤
背泳ぎ」と呼ぶ。


●骨盤バタフライ
骨盤を使った運動の一種。左右の骨盤をバタフ
ライで泳ぐように同時に前方へ回す。これを後
方に回す場合は「骨盤逆バタフライ」と呼ぶ。


●骨盤平泳ぎ
骨盤を使った運動の一種。左右の骨盤を平泳ぎ
で泳ぐように内側から外側へ回す。これを外側
から内側へ回す場合は「骨盤逆平泳ぎ」と呼ぶ。


●コネ背
猫背の反対語。胸を落とした猫背ではなく、胸
を張った鳩胸でもない、ナチュラルでニュート
ラルな姿勢のこと。
【参照】すぐれた人は背中がいい







【さ行】

●ささえ
重力/抗重量の感じ方の一種。天から下方向へか
かる力を感じる場合を「おさえ」、地から上方向
へかかる力を感じる場合を「ささえ」という。ほ
かにも頭頂を天へ引っ張られる力を感じる「つる
し」、地から下方向へ引っ張られる「ずりおち」
がある。
【参照】ウォーターバッグが完成する


●三脚四腕(さんきゃくしわん)
立ち方の一種。脚が三本あるくらいの幅で両脚を
開く。腕が四本あるくらいの幅で脇を開く。


●三節直列(さんせつちょくれつ)
節(せつ)のうち以下の3つが直列する立ち方の
こと。1.地節、2.足節、3.底節。なお、この3つ
の節を総称して「基本三節」と呼ぶ。

基本三節に頂節と天節を加えたものが五節直列
である。

02.五節直列300.jpg


●自然則と社会則
自然則(しぜんそく)とは人間の都合と関係なく
働く物理法則など。社会則(しゃかいそく)とは
人間が恣意的に決めた法則のこと。交通ルールな
どは社会則の代表例。


●ジャイロ
頸椎7番と胸椎1番の間の体前面側を首根(しゅこ
ん)という。首根をタテ前方に回すように動かす
運動を「首根キャットジャイロ前方」、後方回転
を「「首根キャットジャイロ後方」という。また
自分から見て時計回りにタテ回転するのを「首根
フィッシュジャイロ時計」、その逆回りを「首根
フィッシュジャイロ天体」という。さらに水平の
円運動を行なう場合、上から見て時計回りに回転
するのを「首根ドラゴンジャイロ時計」、逆回転
を「首根ドラゴンジャイロ天体」という。ジャイ
ロには首根で行なうものと、腰根(ようこん)で
行なうものがある。腰根とは腰椎5番と仙骨の間
の体前面側。


●重層化(じゅうそうか)
呼吸法に意識操作を加えるように、ひとつの運動
に別の運動を重ねること。ジェリーフィッシュ・
フロート
にポジティブな言葉を重層化したものが
「歌抱きツアー」。
【参照】ジェリーフィッシュ・フロートの応用


●十二節直列(じゅうにせつちょくれつ)
すべての節(せつ)が直列するのを意識する立ち
方のこと。


●重腕(じゅうわん)
首から肩の筋肉の脱力が進むにつれて腕が重く感
じられること。


●主客転倒(しゅきゃくてんとう)
エスオーシフトのこと。


●寿限無老師(じゅげむろうし)
気功をテーマとしたファンタジー「ねこ気功」の
舞台となる仮想の街きゃたりうむに暮らす猫の気
功師。弟子の水行末との対談形式でねこ気功を伝
授する。
【参照】
1.哲学ニートのための「ねこ気功」
2.寿限無老師の愛論
3.ブラストライブ連載「ねこ気功」
4.KOBEjazz連載「ジャズ☆ねこ気功」


ジェリーフィッシュ・フロート
ウォーター&ブレスの主要呼吸法。ヨーガや気功
の呼吸法を重層的に組み合わせたもので、体幹部
を効果的に開発する。
【参照】音楽家のための呼吸法


●上意識(じょういしき)
いま現在自分が自覚している情報のことを上意識
という。感覚情報としては入力されているが自覚
できていない情報は下意識にある。また自覚でき
ていない思考や欲求なども下意識にある。意識の
世界はほとんどが下意識という巨大な暗闇の中に
あり、そのごく一部が小さな灯りで照らされてい
る。その明るい部分を上意識という。
【参照】第7回【上意識と下意識】


●上振下支(じょうしんかし)
金管楽器アンブシュアについての考え方。上唇の
振動を生かすために、下唇でリムを支えるポジショ
ンをとる。これを上唇が振動、下唇が支持という
意味で上振下支という。
【参照】
1.ハイ・エア・ビルド〜音域5オクターブの開発〜
2.第七回【リップフォー】


●ショルダリング
肩の上げ下げの運動をショルダリングという。両
肩を真上へ思いっきり持ち上げた状態が「筋力オ
ン」。これを数秒キープして「筋力オフ」にする。
すると両腕の重みで肩がボトッと落ちる。これを
くり返し、首から肩甲部のコリをとる。
【参照】ショルダリング


●真性チャイルドタイム(ねこじかん)
※図解はこちら
チャイルドタイム(ねこじかん)とはのんびりする
こと。セカセカとした日常意識を休めて、ゆったり
した心身を体感するのが「仮性チャイルドタイム」。
そこから深いリラックス状態である「真性チャイル
ドタイム(ねこじかん)」へと向かう練習をする。
【参照】
1.子供時代を思い出す=チャイルドタイム
2.第8回【快眠☆ねこ気功】


●すいあげはきあげ
ボトミングの一種。息を吸うときボトムアップ。
吐くときもボトムアップしたまま。


●すいあげはきさげ
ボトミングの一種。息を吸うときボトムアップ。
吐くときボトムダウンする。


●水行末(すいぎょうまつ)
黒坂洋介(くろさかようすけ)のペンネーム。合奏
音楽のための国際プロダクション「ワールド・プロ
ジェクト・ジャパン
」代表。シドニー五輪や北京五
輪の国際選抜楽団企画を手がけるほか、青少年の国
際交流イベントに多くの実績を持つ。また中高生吹
奏楽団のためのジャズコンテスト「ステラジャム」
や金管講習会「タングマジック」をプロデュース。
演奏者向けの呼吸法「ウォーター&ブレス」の指導、
音楽家のための意識操作エクササイズ「ねこ気功」
の開発など、多くの教育イベントを企画制作してい
る。寿限無老師との対談形式でねこ気功の普及につ
とめる。全日本ジュニアジャズオーケストラ・コン
テスト(ステラジャム)総合プロデューサー。ジャ
ズオーケストラ教育協会(JOEA)副理事長。


●垂肩(すいけん)
首から肩の筋肉の脱力が進むにつれて肩が垂れる
こと。


すいさげはきあげ
ボトミングの一種。息を吸うときボトムダウン。
吐くときボトムアップする。


●すいさげはきさげ
ボトミングの一種。息を吸うときボトムダウン。
吐くときもボトムダウンしたまま。


●杉山 正(すぎやま まさし)
タングマジック講師。The Brass Connection 代表。
ビッグバンド Serendipity 18 リーダー。トランペッ
ト奏者、金管楽器指導者。1979年渡米。Claude
Gordonに師事。ゴードン直伝のブラスエデュケー
ターとして豊富な実績を持つ。その範囲はスクー
ルバンドからプロの奏者まで多岐にわたり、学習
者の課題をすばやく見抜いて適確なアドバイスを
与える鮮やかな指導には定評がある。ニックネー
ムは「drill#20(ドリルトゥエンティ)」「杉 正山
(すぎ・しょうざん)」「正山師」など。国際ジュ
ニアジャズオーケストラ・フェスティバル(ステラ
ジャム)審査委員長。


●すは点
呼吸の折り返し点(これを折返点という)のうち
吸いから吐きへ折り返す時間的ポイントを「すは
点」という。吐きから吸いへの折り返しは「はす
点」という。
【参照】波呼吸法


●ずりおち
重力/抗重量の感じ方の一種。天から下方向へか
かる力を感じる場合を「おさえ」、地から上方向
へかかる力を感じる場合を「ささえ」という。ほ
かにも頭頂を天へ引っ張られる力を感じる「つる
し」、地から下方向へ引っ張られる「ずりおち」
がある。
【参照】ウォーターバッグが完成する


●節(せつ) ※図解はこちら
身体の中心軸を上下に貫く「芯」の上に想定した
ポイント。上から下まで12箇所ある。

01.天節(てんせつ)天の中心
02.頂節(ちょうせつ)頭頂部
03.耳節(じせつ)耳の高さ
04.鎖節(させつ)鎖骨の高さ
05.心節(しんせつ)心臓の高さ
06.臍節(さいせつ)へその高さ
07.仙節(せんせつ)仙骨の高さ
08.底節(ていせつ)会陰部
09.膝節(しっせつ)膝の高さ
10.踝節(かせつ)くるぶしの高さ
11.足節(そくせつ)足裏
12.地節(ちせつ)地球の中心

なお上記説明や図中の節の位置はおおよその目安
であり、誤差があるのを了解いただきたい。


●折返点(せっぺんてん)
呼吸の折り返し点のこと。吸いから吐きへ折り返
す時間的ポイントを「すは点」という。吐きから
吸いへの折り返しは「はす点」という。波呼吸法
を参照。


●相対シラブル
金管演奏の音程を決める舌の位置をシラブルと呼
ぶ。低音を吹くとき舌の位置は低く「ア」のシラ
ブルを使い、高音では舌が高くなる「イ」を使う。
しかしこれらは特定の音程に対して決まったシラ
ブルが対応しているのではなく、フレーズ中の相
対的低音と相対的高音の間に「ア」と「イ」が割
り振られる。これを相対シラブルと呼ぶ。
【参照】
1.第九回【相対シラブルと感動舌】
2.ハイ・エア・ビルド〜音域5オクターブの開発〜


●足節(そくせつ)
十二節のひとつ。足の裏。
【参照】
1.
2.三節直列






【た行】


●体幹部(たいかんぶ)
人間の手腕足脚をのぞいた胴体部分のこと。


●体性感覚
五感(視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚)のうち、
視聴覚以外の感覚の総称を体性感覚という。一般
に現代人は強く視聴覚に依存しており、体性感覚
の感度が鈍いとされる。体性感覚は、皮膚、筋肉、
腱、関節、内臓壁などに含まれる感覚器から得ら
れる情報。皮膚感覚には触覚、圧覚、振動覚、温
覚、冷覚、痛覚などがある。内臓感覚には伸展覚
や痛覚、ほかにも深部感覚といって骨格筋の長さ
や緊張、関節の角度などの感覚もある。


●タングマジック
タングマジックは、ハイノート攻略から始めるユ
ニークな練習体系。正式名称を「Natural Brass
Study(自然な金管奏法の研究)」といい、重力と
人体の構造を中心にして、伝統的トレーニングを
整理し直したものです。水行末がプロデュースし、
杉山正が講師をつとめる。
【参照】タングマジック公式サイト


●丹田(たんでん)
武術や気功で重視される下腹部のポイント。下腹
部のものを「下丹田」、胸部の「中丹田」、頭部
の「上丹田」と三つの丹田を想定する場合もある。
丹田は器官ではなく機能的中心であるとする説を
ここでは採用する。すなわち、丹田は構造化され
た意識であり、実体はないが機能のみ存在する。
【参照】
1.<丹田論争>呼吸法に関する意見交換
2.書籍:丹田・肚・スタマック
3.書籍:上丹田・中丹田・下丹田


●地節(ちせつ)
十二節のひとつ。地球の中心。
【参照】
1.
2.三節直列


●チャイルドタイム ※図解はこちら
「ねこじかん」ともいう。のんびりすること。セ
カセカとした日常意識を休めて、ゆったりした心
身を体感する。浅い状態のものを「仮性チャイル
ドタイム
」、深い状態まで入ったものを「真性
チャイルドタイム
」という。チャイルドタイムを
誘導し定着させるキーワードは「てれ〜」。
【参照】
1.子供時代を思い出す=チャイルドタイム
2.第8回【快眠☆ねこ気功】


●チェストアップ
金管指導者クラウド・ゴードンの指導言語。金管
楽器を演奏するときにチェスト(胸)をアップす
る(上げる)姿勢をとること。猫背の矯正、肋間
筋の適正使用など多くのメリットがある。この姿
勢には批判的な意見も聞かれるが、ほとんどの場
合、チェストアップを正しく理解できていないこ
とが原因と思われる。


●チョーク度
呼吸するときの喉の状態。喉が完全に開いてなめ
らかに空気が出入りしている状態をノーチョーク
(No Choke)、喉を完全に閉じて空気の出入り
ができない状態をオールチョーク(All Choke)と
呼ぶ。その中間に3段階の「チョーク度」を想定
し、軽い方からライトチョーク、ミドルチョーク、
ヘビーチョークと呼ぶ。
1.ノーチョーク (チョーク度 0%)
2.ライトチョーク(チョーク度 25%)
3.ミドルチョーク(チョーク度 50%)
4.ヘビーチョーク(チョーク度 75%)
5.オールチョーク(チョーク度 100%)


●つつ呼息
腹をふくらませて息を吸い、腹をへこませ「つつ」
息を吐く場合、これを「つつ呼息」という。腹を
へこませて息を吸い、腹をふくらませ「つつ」吐
く場合も「つつ呼息」である。前者を「へこつつ」
後者を「ふくつつ」と呼ぶ。反対語「まま呼息」。
【参照】
1.第八回【四つの腹式呼吸】
2.第九回【管楽器演奏にはまま呼息を】


●つるし
重力/抗重量の感じ方の一種。天から下方向へか
かる力を感じる場合を「おさえ」、地から上方向
へかかる力を感じる場合を「ささえ」という。ほ
かにも頭頂を天へ引っ張られる力を感じる「つる
し」、地から下方向へ引っ張られる「ずりおち」
がある。
【参照】ウォーターバッグが完成する


●底節(ていせつ)
十二節のひとつ。会陰部。
【参照】
1. → 図解はこちら
2.ボトミング
3.三節直列


●てれ〜
チャイルドタイムを誘導し定着させるキーワード。


●ドク・セヴェリンセン・メソッド
金管楽器のリードパイプへ強く息を吹き込むこと
で呼吸筋のウォームアップをする方法。ドク・セ
ヴェリンセンのトゥナイト・ショウ・バンドで活
躍したトロンボーン奏者ブルース・ポールソンが
ドクから習った方法として紹介した。
【参照】インナー・ウォームアップの方法


●ドラゴンツイスト
人間の身体、特に体幹部は四つの方向に動かすこと
ができる。1.上下、2.左右、3.前後、4.回転。その
うち回転方向に動かすトレーニングを龍の旋回運動
に例えてドラゴンツイストと呼ぶ。
【参照】キメラダンス 






【な行】


●ナゴナゴ
満息域を使った呼吸トレーニング。肺の70%くら
いまで息を吸い、50%くらいまで吐くことを繰り
返す。70(ナ)と50(ゴ)の往復でナゴナゴ。
【参照】第6回【吸気のトレーニング】


●ナチュラル・ブラス・スタディ(NBS)
タングマジックを参照


●波呼吸法(なみこきゅうほう)
呼吸の折り返し点(折返点という)の観察や操作
を中心にした呼吸トレーニング体系。
【参照】
1.<深いリラクセーションのために> 波呼吸法
2.【連載】管楽器のための呼吸法講座


●ナロナロ
満息域を使った呼吸トレーニング。肺の70%くら
いまで息を吸い、60%くらいまで吐くことを繰り
返す。70(ナ)と60(ロ)の往復でナロナロ。
【参照】第6回【吸気のトレーニング】


●ニーノ(NINO)
Nose In Nose Out の略。鼻から吸って鼻から吐
く呼吸のこと。


●ニーモ(NIMO)
Nose In Mouth Out の略。鼻から吸って口から
吐く呼吸のこと。


●ニンモ(NINMO)
Nose In Nose & Mouth Out の略。鼻から吸って
鼻と口の両方から吐く呼吸のこと。


●ニゴニゴ
空息域を使った呼吸トレーニング。肺の20%くら
いまで息を吐き、50%くらいまで吸うことを繰り
返す。20(ニ)と50(ゴ)の往復でニゴニゴ。
【参照】第5回【ヨゴヨゴから練習しよう】


●ニミニミ
空息域を使った呼吸トレーニング。肺の20%くら
いまで息を吐き、30%くらいまで吸うことを繰り
返す。20(ニ)と30(ミ)の往復でニミニミ。
【参照】第5回【ヨゴヨゴから練習しよう】


●ぬるぬるの意識
キャットラン、フィッシュスイム、ドラゴンツイ
スト、カンガルーパイル、キメラダンスなど背骨
を動かす運動をするとき、ぬるぬるした感覚を思
い描くこと。
【参照】
1.キメラダンス 
2.1-10.背骨を開発する
3.第2回【ぬるぬる呼吸法】


●ねこ気功
ウォーター&ブレス理論をベースに開発された気
功法。現実と空想の境界であるファンタジーをう
まく使いながら心と身体の境界領域「境体」にア
プローチする。ねこの気功師・寿限無老師が教え
役、弟子の水行末が聞き役で対談することもある。
【参照】
1.ねこ気功のある生活〜こまめに疲れをとるために〜
2.快眠☆ねこ気功
3.哲学ニートのための「ねこ気功」
4.寿限無老師の愛論
5.ブラストライブ連載「ねこ気功」
6.KOBEjazz連載「ジャズ☆ねこ気功」



●ねこ気功ブログパーツ
自分のブログに呼吸法トレーニング用のツールを
簡単に設置する仕掛け。歌に合わせて1分間で手
軽に楽しく呼吸エクササイズができる。
【参照】あなたのブログへ呼吸旅行


●ねこ気功ソング
ねこ気功をテーマとして水行末が作詞した歌。お
もにユキイナバが作曲と歌を担当。うち「レトロ
自転車」「パジャマで出かける呼吸旅行」の2曲
はCD化されている(快眠☆ねこ気功)。
【参照】ねこ気功ソング試聴


●ねこじかん
【参照】チャイルドタイム


●ねこだれ
【参照】外垂芯吊


●ねこなき
ねこ気功の呼吸法。ニャン、ニャン、ニャ〜ンと
吐き、スーッと吸う。
【参照】弐の教え:いきづかい(呼吸法)


●ねこばしり
キャットランのこと。


●ねこまんま
ねこ気功の食事法。
【参照】十二通目の手紙


●ノーチョーク
チョーク度を参照。






【は行】


●ハイ・エア・ビルド(HAB)
タングマジックの教則本。5オクターブの音域を
獲得するためのエクササイズ集。
【参照】ハイ・エア・ビルド〜音域5オクターブの開発〜


●ハイキック
金管演奏で低音から高音へ移るとき舌を上げるこ
とで口腔内の気道が狭くなる。その抵抗に負けな
いよう息を強めに出す必要が生じる。これをキッ
クと呼ぶ。
【参照】
1.キック
2.ハイキック


●ハイファイ意識
深いリラックスと鋭い集中がうまくバランスのと
れた意識のこと。SOシフトを経て真性チャイル
ドタイム
がおとずれたときに感じるクリアな意識
状態である。
【参照】第4回【ハイファイ意識の共鳴】


●パジャマで出かける呼吸旅行
ねこ気功ソングの一曲。作詞は水行末、作曲と歌
はユキイナバ。歌に合わせて呼吸法1-2-3-2-1
実習できる。また、ショルダリングフィッシュ
スイム
などとも重層化できる。
【参照】
1.YouTube版「パジャマで出かける呼吸旅行
2.快眠☆ねこ気功CDに収録のバージョンは、オー
 シャン小林のアレンジで壮大かつ繊細なシンセ
 サイザー演奏が味わえる。
3.あなたのブログへ呼吸旅行というブログパーツ
 では、CDバージョンのアレンジで1分
 エクササイズが実践できる。


●はす点
呼吸の折り返し点(これを折返点という)のうち
吸いから吐きへ折り返す時間的ポイントを「すは
点」という。吐きから吸いへの折り返しは「はす
点」という。
【参照】波呼吸法


●パッカー
金管演奏のアンブシュアで、口を前へすぼめるよ
うな形をとること。
【参照】
1.ハイ・エア・ビルド〜音域5オクターブの開発〜
2.第七回【リップフォー】


●はっぴーひーふ
ハイキックを苦手とする人のための呼吸トレーニ
ング。楽器を使わずに練習できる。
【参照】はっぴーひーふ


●ピアノの蓋
「宇宙船地球号操縦マニュアル」を書いたバック
ミンスター・フラーの言葉。船が難破して海に投
げ出されたとき、そこにピアノの蓋が流れてくれ
ば、ひとまず救命具になる。しかし、ピアノの蓋
が救命具として最良のデザインであるということ
にはならない。同様に私たちはたまたま思いつい
たアイデアや方法を、唯一で最善の解決法と思い
込みがちで、つねに「ピアノの蓋」にしがみつい
ているのではないかという問題提起。あらゆるも
のには改良の余地があるという教え。


●ビーエルティー(BLT)
Back of Lower Teeth の頭文字。「下の歯の裏側」
という意味。金管を演奏するとき、舌先はつねに
ビーエルティーに置く。
【参照】第八回【ビーエルティーとアイコ】



●ヒトゴ
「ひとりの五分間」の略称。個人が毎日取り組む
呼吸法トレーニング。五分間 ワンセットのリード
メッセージ(独習用MP3音源)が用意されている。
【参照】ヒトゴ/フタゴ/ミンジュウ



●フィッシュスイム
人間の身体、特に体幹部は四つの方向に動かすこと
ができる。1.上下、2.左右、3.前後、4.回転。その
うち左右方向に動かすトレーニングを魚類の泳ぐ動
きに例えてフィッシュスイムと呼ぶ。
【参照】
1.背骨を左右にゆらす=フィッシュスイム 
2.キメラダンス 



●ふくつつ
【参照】つつ呼息


●ふくふく
【参照】四つの腹式呼吸


●ふくへこ
【参照】四つの腹式呼吸


●ふくまま
【参照】まま呼息


●フタゴ
「ふたりの五分間」の略称。二人ひと組で姿勢を
チェックしあうトレーニング。五分間でワンセッ
ト。ゲーム感覚で取り組める。リードメッセージ
(独習用MP3音源)が用意されている。
【参照】ヒトゴ/フタゴ/ミンジュウ


●ブレス・トレーニング
ウォーター&ブレスの呼吸練習。ジェリーフィッ
シュ・フロート
楽呼吸法波呼吸法などのエク
ササイズに取り組む。
【参照】音楽家のための呼吸法


●フレックス・タング・ビルド(FTB)
タングマジックの教則本。舌を本格的に鍛えるた
めのエクササイズ集。疲れ知らずの金管奏者にな
るための基本練習。
【参照】FTB(フレックス・タング・ビルド)


●へこつつ
【参照】つつ呼息


●へこふく
【参照】四つの腹式呼吸


●へこへこ
【参照】四つの腹式呼吸


●へこまま
【参照】まま呼息


●ペダルトーン
金管でふつうには出ない低音域がペダルトーン。
トランペットの場合、五線下のF#(実音E)まで
が通常音域で、この下のF(実音Eb)からがペダ
ル。その四度下のC(実音Bb)がペダルC(Bb)、
そのオクターブ下がダブルペダルC(Bb)。ペダ
ルはハイノートを開発するうえでもたいへん有効
な練習法だが、正しいペダルの練習法はほとんど
伝わっていない。
【参照】
1.第十五回(最終回)【タブー4】
2.ハイ・エア・ビルド〜音域5オクターブの開発〜


●ヘビーチョーク
【参照】チョーク度


●ボトミング
底節の上げ下げを「ボトミング」という。これは呼
吸と合わせて行なう。息は鼻から吸い、口から吐く
(鼻から吐く場合もある)。なるべく音を立てない
ように。底節が上げることをボトムアップ、降ろす
ことをボトムダウンという。

息を吸いながら底節を引き上げ吐きながら底節を降
ろすのが「すいあげはきさげ」、息を吸いながら底
節を降ろし吐きながら底節を引き上げるのが「すい
さげはきあげ」、息を吸いながら底節を引き上げ引
き上げたまま吐くのが「すいあげはきあげ」、息を
吸いながら底節を降ろし降ろしたまま吐くのが「す
いさげはきさげ」。以上四種類がある。






【ま行】


●マジックコイン
重力に対して無理のない立ち方を学ぶための方法。
床の上に1枚のコインがあることを想定し、これ
をマジックコインと呼ぶ。マジックコインに全体
重をあずけつつ立つトレーニングをする。
【参照】マジックコイン


●まま呼息
腹をふくらませて息を吸い、腹をふくらませた「ま
ま」息を吐く場合、これを「まま呼息」という。腹
をへこませて息を吸い、腹をへこませた「まま」吐
く場合も「まま呼息」である。前者を「ふくまま」
後者を「へこまま」と呼ぶ。反対語「つつ呼息」。
【参照】
1.第八回【四つの腹式呼吸】
2.第九回【管楽器演奏にはまま呼息を】


●満息域
息を吸っても 吐いてもいないニュートラルな状態
から吐いて肺が空に近づいた領域を空息域(くう
そくいき)と呼ぶ。逆に息を吸って肺が満タンに
近づいた領域を満息域(まんそくいき)という。
【参照】からっぽで吐く


●ミゴミゴ
空息域を使った呼吸トレーニング。肺の30%くら
いまで息を吐き、50%くらいまで吸うことを繰り
返す。30(ミ)と50(ゴ)の往復でミゴミゴ。
【参照】第5回【ヨゴヨゴから練習しよう】


●ミドルチョーク
【参照】チョーク度


●ミヨミヨ
空息域を使った呼吸トレーニング。肺の30%くら
いまで息を吐き、40%くらいまで吸うことを繰り
返す。30(ミ)と40(ヨ)の往復でミヨミヨ。
【参照】第5回【ヨゴヨゴから練習しよう】


●ミンジュウ
「みんなの十分間」の略称。楽団内のパート練習
もしくは合奏練習を始める前に全員 で十分間取り
組むトレーニング。リードメッセージ(独習用
MP3音源)が用意されている。
【参照】ヒトゴ/フタゴ/ミンジュウ


●瞑睡分岐点 
meisuibunkiten.jpg
※画像クリックで拡大

仮性チャイルドタイムから真性チャイルドタイム
へ向かうとき、多くの場合、睡眠のほうへ入って
しまう。この真性チャイルドタイム(瞑想状態)
と睡眠状態との分かれ道が瞑睡分岐点。
【参照】第8回【快眠☆ねこ気功】


メルトバウ
ウォーター&ブレスの冒頭に行なう脱力法。「非
常識なほど」長い時間をかけておじぎをする。最
低でも1分は上半身を前に倒したままキープ。理
想的には2分以上、頭を下げ続ける。短時間で著
しい効果が感じられる人気メニュー。
【参照】音楽家のための呼吸法






【や行】


●八一(やいち)
ジェリーフィッシュ・フロート1-2-3-2-1など
を練習するときに使うカウント音源。9小節でワ
ンサイクルになっている。
【参照】
1.mp3音源(音が出ます)八一46
2.解説:第九回 トレーニング・テープの使い方


●ヤゴヤゴ
満息域を使った呼吸トレーニング。肺の80%くら
いまで息を吸い、50%くらいまで吐くことを繰り
返す。80(ヤ)と50(ゴ)の往復でヤゴヤゴ。
【参照】第6回【吸気のトレーニング】


●ヤナヤナ
満息域を使った呼吸トレーニング。肺の80%くら
いまで息を吸い、70%くらいまで吐くことを繰り
返す。80(ヤ)と70(ナ)の往復でヤナヤナ。
【参照】第6回【吸気のトレーニング】


●ヤヨヤヨ
ラジオ体操の深呼吸などはヤヨヤヨになる場合が
多いと考えられる。これは肺の80%くらいまで息
を吸い、40%くらいまで吐くことを繰り返すもの。
80(ヤ)と40(ヨ)の往復でヤヨヤヨ。
【参照】第6回【吸気のトレーニング】


●腰要(ようよう)
腰の中心部。横隔膜と大腰筋が背骨で接するあた
り。文字通り「腰の要(かなめ)」であり、身体
の要中の要となる最重要部位のひとつ。


●ヨゴヨゴ
空息域を使った呼吸トレーニング。肺の40%くら
いまで息を吐き、50%くらいまで吸うことを繰り
返す。40(ヨ)と50(ゴ)の往復でヨゴヨゴ。
【参照】第5回【ヨゴヨゴから練習しよう】


●四つの腹式呼吸
第一の腹式呼吸(ふくへこ/順式呼吸)
 息を吸うとき腹がふくらみ(→ふく)
 息を吐くとき腹がへこむ(→へこ)
第二の腹式呼吸(へこふく/逆式呼吸)
 息を吸うとき腹がへこみ(→へこ)
 息を吐くとき腹がふくらむ(→ふく)
第三の腹式呼吸(ふくふく/尺八の密息/ドイツ式)
 息を吸うとき腹がふくらみ(→ふく)
 息を吐くとき腹がふくらむ(→ふく)
第四の腹式呼吸(へこへこ/太極拳の拳勢式/イタリア式)
 息を吸うとき腹がへこみ(→へこ)
 息を吐くとき腹がへこむ(→へこ)
【参照】
1.第八回【四つの腹式呼吸】
2.第九回【管楽器演奏にはまま呼息を】
3.胸と腹のはざまで






【ら行】


●ライトチョーク
【参照】チョーク度


●楽呼吸法
ヨーガのヴィシャマ・ヴリッティ・プラーナーヤ
ーマという呼吸法を素材として整理された、イン
ナー(内的)ウォームアップの方法。
【参照】インナー・ウォームアップの方法


●楽力
連続して楽呼吸法ができた自己最高記録のことを
「最大楽呼吸能力(略して楽力)」と呼ぶ。5回
連続でできたことがあるなら「楽力5」となる。
【参照】
1.ウォームアップ・レベル
2.インナー・ウォームアップの方法


●ローキック
金管演奏でペダルトーンを出すとき口の中を広く
し、息を強く吹き入れる必要がある。これをロー
キックと呼ぶ。
【参照】
1.キック
2.ローキック


●ロゴロゴ
満息域を使った呼吸トレーニング。肺の60%くら
いまで息を吸い、50%くらいまで吐くことを繰り
返す。60(ロ)と50(ゴ)の往復でロゴロゴ。
【参照】第6回【吸気のトレーニング】


●肋骨クロール
肋骨を使った運動の一種。左右の肋骨をクロー
ルで泳ぐように交互に前方へ回す。これを後方
に回す場合は「肋骨逆クロール」または「肋骨
背泳ぎ」と呼ぶ。


●肋骨バタフライ
肋骨を使った運動の一種。左右の肋骨をバタフ
ライで泳ぐように同時に前方へ回す。これを後
方に回す場合は「肋骨逆バタフライ」と呼ぶ。


●肋骨平泳ぎ
肋骨を使った運動の一種。左右の肋骨を平泳ぎ
で泳ぐように内側から外側へ回す。これを外側
から内側へ回す場合は「肋骨逆平泳ぎ」と呼ぶ。






【わ行】


●ワンツースリーツーワン(1-2-3-2-1)
タングマジックで使うウォーミングアップ用の呼
吸法。呼吸サイクルを徐々に長くして、短く戻し
ていく。
【参照】
1.第十四回【アップドラフト】
2.実習:あなたのブログへ呼吸旅行






【ABC】

●AICO(アイコ)
【参照】アイコ(AICO)



●BLT(ビーエルティー)
【参照】ビーエルティー(BLT)






【DEF】


●drill#20(ドリルトゥエンティ)
【参照】杉山正


●FTB(フレックス・タング・ビルド)
【参照】フレックス・タング・ビルド


●FWAT(フワット)
波呼吸法の一種。






【GHI】


●HAB(ハイ・エア・ビルド)
【参照】ハイ・エア・ビルド〜音域5オクターブの開発〜






【JKL】


●JIT(ジット)
波呼吸法の一種。


●Kタング(ケイタング)
Kタンギングともいう。金管演奏で普通のタンギ
ングが「タタタタ」に対して「カカカカ」とタン
ギングすること。ハーバート・クラークの時代に
は行なわれていたというが、現代に正しく伝わら
なかった幻の練習法のひとつ。






【MNO】


●MOT(モット)
波呼吸法の一種。タングマジックでは呼吸能力向
上のためにも練習する。
【参照】第二の呼吸法は「MOT(モット)」。


●NICOT(ニコット)
波呼吸法の一種(未公開)。


●NINO(ニーノ)
【参照】ニーノ


●NIMO(ニーモ)
【参照】ニーモ


●NINMO(ニンモ)
【参照】ニンモ






【PQR】


●PIT(ピット)
波呼吸法の一種。


●PWIT(プイット)
波呼吸法の一種。






【STUVWXYZ】


●SOシフト(エスオーシフト)
S(subject=主体)とO(object=客体)が入れ代
わる(シフトする)現象。たとえば背骨を左右に動
かす動作をするとき「私が背骨を動かす」と感じる
状態から「背骨が私を動かす」と感じるような変化
が生じる。この主客転倒をSOシフトと呼ぶ。呼吸
のSOシフト、瞑想のSOシフト、立禅のSOシフ
トなど、さまざまな場面で起こりうる。
【参照】
1.主客が転倒する=SOシフト
2.第9回【主客転倒してからがホンモノ】
3.六通目の手紙<主客転倒は別世界>


●TLTリードトランペットのための特別トレーニング
タングマジックの教則本。ビッグバンドのリード
トランペット、吹奏楽やオーケストラの主席金管
奏者のために特別に編集されたタング(舌)のト
レーニングメニュー。
【参照】リードトランペットのために


●TM
Tongue Magic の略。
【参照】タングマジック


●TML
Tongue Magic for Ladies の略。女性金管奏者を
対象とした講習会。女子金管学校ともいう。
【参照】タングマジック


●TMO
Tongue Magic Orchestra の略。タングマジック
理論を応用して演奏する金管ジャズバンド。
【参照】タングマジック






【数字】


●1-2-3-2-1(ワンツースリーツーワン)
タングマジックで使うウォーミングアップ用の呼
吸法。呼吸サイクルを徐々に長くして、短く戻し
ていく。
【参照】
1.第十四回【アップドラフト】
2.実習:あなたのブログへ呼吸旅行



 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 

投稿者 kurosaka : 2010年7月16日