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合気

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●空手・合気・少林寺: その徹底比較技術論
高岡 英夫 (著)
https://amzn.to/3P90B1Q

科学の力なしに武道を知ろうとすることは、もはや天動説を信ずることに等しい。今をときめく3大人気武道、空手・合気道・少林寺拳法の技術と構造を科学的次元で明らかにし、武道界に大論争を巻き起こした衝撃の著作。

各種術技の比較を通して、異種競技を科学的に見るための新たな視点を提示。本書は、幼少期から武芸をたしなみ、高校時代にはすでに武道・格闘技の"比較技術"に強い関心を持ち、数多くの武道修行・研究を積み重ねてきた著者の実践経験と、最新の運動科学的思想が合体し、誕生したものである。

本書の内容が人々によって真に理解される時、武道界は激震に見舞われるであろう。

レビュー
論理的かつ痛烈な批判を受け止める自信のある方だけにお勧めします。
2010年5月31日
空手・合気道・少林寺拳法のいずれかの経験者で、自分の武道へ批判を真摯に受け止める自信のある人にだけお勧めしたい一冊です。

私は合気道と少林寺拳法の経験者ですが、著者の考えには反論できない説得力があります。特にASF/BSF(止まって攻撃/動きながら攻撃)と言われる、少林寺拳法と合気道の根本的な攻撃形式の違いには、比較することで両者の技がそれぞれ矛盾を含んでいることが分かり深く考えさせられました。

論理的で説得力があり反論できない分、読んでて悔しいのですが、著者も合気道の達人であることや、達人と言われる人の実力は十分認めていることもわかるので、あくまで日本の武道界の発展を願っての批判であることは感じられます。

ただ、批判に対する改善策や代案には触れられていないので、それらを知るために数ある他の著書から今後学んでいきたいと思います。

日本の三大武道を記号論で比較
2002年6月18日
日本の基本的に武器を使わない代表的な武道である空手と合気道と少林寺拳法を、記号論的観点から比較している本。本書は記号論を武道に応用してみた一例である。

対話形式にして読みやすくしてはいるが、哲学的・記号論的記述の仕方と著者が発明した新概念を多用しているので、理解しがたい部分が多々ある。使っている用語の解説や索引を巻末につけて欲しかった。

しかし、難解な言い回しの向こう側にある内容は、とてもいい。目からうろこが落ちるような、実践者が無意識に実践していたことが、言葉になって明らかにされている。その点は高く評価できる。この三武道の黒帯クラスはぜひ一読してほしい。



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●空手・合気・少林寺(続)
徹底比較技術論の発展
高岡 英夫 (著)
https://amzn.to/3TndF68

前著『空手・合気・少林寺』の内容を受け、その対象の拡大・深化と論理レベルの発展を企図した3大人気武道の優劣を科学的に究明するシリーズ続編。

前著で到達した議論の上に、前著で扱うことのできなかった合気道流派間の問題、呼吸力の構造、"腰"の運動構造、宗道臣と塩田剛三の比較など、前著以上の多彩な題材に読者への疑問への解答を加え、詳細な議論を展開する。

空手と合気道と少林寺拳法の立ち方が異なるのは一体なぜなのか。そして立ち方の違いは全身の技に一体どのような影響と効果をもたらすのか...。

武道・格闘技における最重要の問題に対して、革新的な解答を与えるきわめつけの徹底比較技術論。

レビュー
武道を科学的に垣間見れた
2008年4月3日
文章はやや難解ですが、正確な説明をするために仕方がないと思う。そして、この本にはそんな障害も軽く乗り越えさせてしまうだけの面白さがあった。

個人的には、「合気道家が極真トーナメントに出場すると!?」...に書かれている内容が特に衝撃的だった。

他にも、合気道の呼吸力や擁護システム、また馬鹿力ではない相撲力の投げの秘密などなど...これまで誰にも明かされることのなかった秘密が惜しげもなく公開されている。前作と合わせて読んで、明らかに武道の動きを見る目が変わった。

ただし、なにぶん先進的な内容なので、それに付いていけなかったり拒否反応を示す人にとっては面白くない本かもしれない。

内容は深いのだが、用語解説や写真がもっと欲しい
2002年6月21日
前作以上に難解になっている。科学的に厳密な考証をしており、他の格闘技比較よりかなり深い分析をしている。
 
しかし、使っている概念が著者の発見したものであり、著者の他の著書を読まないと理解できない。他の本を紹介するだけでなく、巻末に概念のエッセンスを紹介していたらより理解しやすかった。また、空手や合気道や少林寺拳法の技術を知らないと理解できない。前作より写真が減った分、一般読者には理解しにくいだろう。
 
対話型にして、読みやすくする工夫をしているのだから、もう一歩、進めて理解しやすくしてほしい。



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●合気・奇跡の解読
高岡 英夫 (著)
https://amzn.to/3wCceaZ

日本武術の最高峰と言われ、神秘のベールに包まれた武術=合気。未だかつて「合気」に本格的な科学研究のメスが入れられたことはなかった。

本書では、高岡英夫が物理学とDS(身体意識)理論を駆使して、達人たちの驚異的メカニズムを明らかにする。

目次
第1部 
合気の運動科学(合気の運動科学;技術としての「合気」の上達論―中次合気への道;合気の科学解析実験)
第2部 
合気系達人の身体意識の構造を解く!(佐川幸義「近現代武術史上最高の天才」;武田惣角「流浪の武術家、大東流合気柔術中興の祖」;宗道臣「類希なる論理性と組織力」ほか)




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●"ちょっとした事"で誰でもできる合気のコツ
湯沢吉二 (著)
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毛糸で合気!?
考え方やイメージ力で合気はかかる!

掴まれた手で"毛糸を引っ張る"ように引くと、力のある相手でも勝ててしまう不思議!
そんな合気の"ちょっとしたコツ"を満載!

「上から吊られるように腕を上げる」
「掴まれた手首は無視して肘を動かす」
「相手の体の貫通した向こう側を押す」

ちょっと意識を変えてみると、体の使われ方、力の質、相手との関係性からみな変わり、技がかかるようになる不思議さ!
誰でも体感できます!!

力に頼らず、どんな大きな相手でも一瞬で投げてしまう達人技"合気"。
修得に何年もかかると思われている奥義が、同時に"誰でもできる"という性質も持っていたというこの不思議!
達人への一歩を確実に踏み出せる達人技法メソッド誕生!!


CONTENTS

●第1章 合気とは
1 大東流の系譜と技法の特徴
2 力が要らない訳
3 達人技からの発見
4 誰でもできるものに!

●第2章 試してみよう合気の世界
1 ぶつからない力の実現(肘回し/肘回し突き/幽霊の手/引いてもダメなら伸ばしてみろ)
2 貫く先を狙う(腕切り/胸付腕押し/手の平乗せ手の甲押し/手刀親指側切り)
3 身体を動かす順序の妙(押さえ込みからの脱出/腕下ろし)
4 見えない反応を利用する(腹 横切り/振り上げ正面切り/ハート切り)
5 イメージだけで変わる身体(スポンジ払い/長腕上げ/マリオネット)
6 イメージだけで変わる関係性(大黒様の袋)
7 点で面を崩す(竹串束押し/毛糸抜き)

●第3章 合気の要素
1 息吹、周天運動、姿勢・伸張反射
2 加重刺激連続と"一点のみ"通過
3 体重移動
4 イメージ
5 接触点と目的意識の分離
6 虚を作る(だましの技術)
7 "受け"は最高の教師

●第4章 抜き合気・触れ合気・伝え合気
1 抜き合気(押し抜き合気/引き抜き合気)
2 触れ合気(平行移動/フライパン返し/ジャンプ/元先/手の甲/変化する触れ合気/伝え触れ合気/ドリル)
3 伝え合気(波(上下)/波(左右)/伝え抜き混合合気/ぶっつけ引き/息吸い引き)

●第5章 合気技法体得のコツ
1 基本技法(犬かき/窓ふき)
2 実戦技法(外よけ 両手乗せ崩し)
3 段階的に進める技 (手取り~崩し/手取り~全身を使った崩し/皮膚取り)

付録 4つの護身術



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日本伝合気柔術 岡本眞師範
【合気のなぜ?】合気道・大東流のその疑問、一挙に答えます! [DVD]
岡本眞 (出演)
https://amzn.to/3V2In5I

「例えば 合気道では
なぜ手首を握らせるのか?」

約束稽古の反復で
動きや技を自得していくことが主流の
合気道・大東流合気柔術の練習。

道場でのそのような雰囲気から
日々感じる疑問や技のコツは、中々聞きにくいもの。

そこで様々な「あるある」の疑問への答えを
大東流・岡本眞師範が丁寧に解答・解説。

流派・門派を超えた
「合気の術」の本質を具体的に学べるDVDです。


収録内容

■合気道のなぜ?
【なぜ手首を握らせるのか】
【なぜ手のひらで抑えられるのか】
【握らせる技と打ち込ませる技】
【誘導する技術の仕組み】
【呼吸力とは何か】

■大東流のなぜ?
【合気上げのやり方】
【肩を抑えるとは】
【仙骨まで力を及ぼす】
【真の合気上げとは】
【繋げる技術の仕組み】
【龍の口...合気の手の内】

■関節技の本当のコツ
【小手返し】
【四か条】

■武術のための本当の脱力
【合気の術の実例...岡本眞師範 特別演武】



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●合気神伝 第1巻 DVD
岡本 正剛 (著)
https://amzn.to/49VWmi7

大東流合気柔術六方会
宗師・岡本正剛直接指導!

指導・出演:岡本正剛
収録時間:45分

条件反射、円運動、呼吸法、
「合気」 その理論と実際!

このビデオは1992年5月に行われた大東流合気柔術六方会・ハワイ特別合宿の模様を完全収録したドキュメントです。

大東流六方会 宗師・岡本正剛師範の説明演武と合気技法講習における、合気の教伝の模様を映像でお伝えします。

内容は宗師自らが高弟を従えて、これまで他ではほとんど公開されていない合気の微妙かつ子細な理論と実際、さらに合気技法運用のエッセンスとを指導・解説!


収録内容
●大東流の概要
●大東流の基本(合気修得の為のエッセンス)
 基本手法/合気手法
●合気の原理技
●大東流柔術と大東流合気柔術
●大東流の応用技(合気技法のノウハウ)
 手首掴み/胸取り/袖取り/肩取り/二点取り/
 首締め/打取り/座取り/特殊取り/後ろ技/
 多数取り/寝技/棒技/剣捌き/合気高級連続技法
●合気をかけ場合のコツと相手の状況に変化対応する、合気の身法と作用
●その他

指導・出演 ◎ 岡本正剛
1925年、北海道夕張市生。1963年、38歳大東流幸道会に入門する。1978年には、堀川幸道より大東流柔術師範を免許される。翌年、幸道は死去し、期するところがあって師の遺志を継ぐべく、新たに大東流柔術六方会を設立。徹底した秘密主義の中にあって、他に先駆けて、優れた合気の技法群を広く一般に公開する。現在も尚、入門者には、わけへだて無く、自ら手を取り、指導する。国の内外に多くの門人を持つ。大東流の一人者である。

投稿者 kurosaka : 2006年4月21日
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