ステラジャム2024審査について
インデクス
【自由曲を選ぶためのガイドライン】
知的所有権の保護
選曲を競い合う
方針
基本ルール
市販譜面の場合
特注譜面の場合
【選曲についてのQ&A】
Orange Sherbetのように
Cinderella's Waltzのように
部室に先輩が買った譜面がある
スコアを紛失したので
どのような演奏が高い評価を
みんなが知ってる曲よりも
曲順を評価するとは
新しい譜面はどこで購入
フリーダウンロードサイトで
楽器を変えてソロを
自由曲の冒頭でMCを
ギターの譜面がないが
売り譜がありません
他バンドが持っている譜面
棚番号が明記してあっても
スコアではなくコンダクター譜があれば
曲の一部をカットする場合
MCのBGMとしてリズム隊にFブルース
キーとコード進行の一部を使った演奏
オクターブ下を演奏する
1stを演奏せず2nd,3rd,4thのみを演奏
自由曲の直前にドラム等のアドリブソロ
権利者に許可がとれてない状態
当日の楽譜チェック
アルトサックスの譜面をテナーサックスが
音の小さいものにマイクを
原譜があれば許可なしで
自分たちでも編曲が可能ですか
編曲許可はいつまでに
許可証はサインだけで足りるのか
どのように編曲箇所を示せばよいか
課題曲のソロコーラスを
採譜した譜面が大学にあります
自由曲の繰り返しを増やしたい
購入証明について
曲間BGMについて
自由曲の原譜が2〜3枚紛失して
ソロを別の楽器で
売っている楽譜でスコアがないものは
データのみ売っている形での販売
チューバやホルンパートがあるのですが
ソロ尺を延長もしくは短縮したい
指定楽器以外の人が持ち替えで吹く
自由曲中に掛け声や歌声を
<知的所有権の保護>
違法コピー譜面や、著作者の意図しない楽曲改変、出版権者の権利侵害を少しでも減らすために、ステラジャム実行委員会では試行錯誤を重ねてきました。
そして法的・慣例的にOKとされていることもいったんカッコにくくって、まったく新しい視点からルール作りができないか検討し、ひとつの指針としてまとめました。それが「自由曲を選ぶためのガイドライン」です。
このガイドラインは著作権者の利益を保護するものであると同時に、演奏者にも創造的な刺激をもたらすことを企図しています。これまでと比べて参加団体の労力や負担が大きくなる一方で、さまざまな楽曲との出会いの機会を増やし、新しい音楽表現にチャレンジする場を提供するものです。
<選曲を競い合う>
このガイドラインと呼応する審査システムも導入しました。すでに知っている曲を演奏することよりも、まだ知られていない楽曲を探し出してステラジャムで披露する。そのことを高く評価する仕組みです。
世の中にはどんどん新しい楽譜が出版されています。有能で意欲的な作編曲家もたくさん存在します。新譜を探すプロセス、作編曲家にオリジナル曲制作を委嘱する経験を通じて、よりスケールが大きくゆたかな音楽表現を体験していただければと思います。
ユニークな選曲を競い合うことを通じて、参加団体、作編曲家、出版社のそれぞれがより高いレベルのビッグバンド文化を作り上げることにつながればと祈念しております。
<方針>
●著作権者および出版権者の権利を保護することを目的とします。
●公平性と明確性を確保するため、法的・慣例的に認められているものより厳しいステラジャム独自の規則を設けています。
●ステラジャム実行委員会として、新作楽曲や新しいオリジナルアレンジの演奏を強く推奨します。
<基本ルール>
●かならず楽団で購入した譜面を演奏してください。市販譜面でも特注譜面でも構いません。
●2023年7月末段階で、曲名、作編曲者名、出版社名(特注譜面の場合はmanusucriptと記載)を登録してください。
●ステラジャム事務局の求めに応じて、スコア(原譜)のチェックを受けてください。
●スコアがない楽曲やスコアを紛失した譜面はステラジャムの自由曲として使うことができません。
<市販譜面の場合>
●購入した譜面をそのまま演奏してください。
●足りないパートを別の楽器で演奏したり、人数を増やして演奏しても構いません。ギターがピアノやベースの譜面を演奏するのもOKです。ただし譜面にない音を付け加えることは禁止行為です。
●リズム隊の演奏については、かならずしも記譜通りに演奏しなくても構いません。ジャズ演奏の常識の範囲内でさまざまな解釈にトライしてください。
●ソロ部分の伴奏に限り、別のリズム(ラテンやロックなど)で演奏したり、テンポを変えたり(ダブルテンポなど)することが認められます。
●以下の行為は楽曲の「改変」となりますので、後述する手続きが必要となります。
1.市販のビッグバンド譜を吹奏楽用にアレンジすること。
2.演奏時間調整のために曲の一部をカットすること。
3.原曲にないアンサンブルを付け加えること。
●楽曲の改変手続き
楽曲の改変を行う場合は、まずJASRACのデータベースにて楽曲の管理を行っている会社または個人を特定し、その会社または個人に改変に関する許諾を得る。
http://www2.jasrac.or.jp/eJwid/
データベースの使い方がよくわからない場合や、目的の楽曲が上手く見つけられない場合は、JASRACの出版部に電話で問い合わせることも可能。
電話番号:03-3481-2170
許諾を得られ、かつ費用が発生する場合は、JASRACにて手続きのうえ費用を支払う。なお、国内に楽曲の著作権管理会社(サブ・パブリッシャー)が存在しない場合は、海外の著作権管理会社または個人と直接やりとりをして許諾を書面で得る必要がある。
●改変の許諾が得られたことを証明する文書は、実行委員会の求めに応じていつでも提出できるよう準備しておいてください。
<特注譜面の場合>
●PD(著作権が切れた曲)のオリジナルアレンジおよび完全オリジナル曲の場合、作編曲者から購入した譜面を自由に演奏することができます。
●著作権が切れていない曲については、楽団が著作権管理会社(サブ・パブリッシャー)もしくは著作権者の事前許諾を得たうえで編曲家へ発注することができます。許諾が得られたことを証明する文書は、実行委員会の求めに応じていつでも提出できるよう準備しておいてください。
●出版されていない曲をCDなどの音源から採譜する場合(いわゆる耳コピ)は、著作権管理会社(サブ・パブリッシャー)もしくは著作権者から事前許諾を得ることが必要です。許諾が得られたことを証明する文書は、実行委員会の求めに応じていつでも提出できるよう準備しておいてください。
●許諾が必要な楽曲の場合、著作権者による許諾が書面で確認できない譜面を演奏することはできません。
【選曲についてのQ&A】
Q: Orange Sherbet(正確にはOrange Sherbert)のように初級者バンド向けのアレンジしか発売されていない曲を演奏する場合どうなりますか?
A: 購入した譜面をそのまま演奏してください。
NEWS !
長らく違法譜面しか出回っていなかったオレンジシャーベット(Orange Sherbert - Count Basieが演奏した正しい曲名の綴りはこちら)ですが、2018年に合法的な採譜楽譜が発売されることになりました。詳細はミュージックストア・ジェイ・ピーまで。
Q: Cinderella's Waltzのように、譜面が市販されていない曲を自分たちで採譜して演奏できますか?
A: 著作権者(作曲家)の事前許諾を書面で得られた場合のみ採譜、演奏が可能です。
※Cinderella's Waltzについては、実行委員会がDonMenza氏に許諾を得ているので、耳コピ譜面の演奏が可能です。ほかの曲は参加団体側で許諾手続きをお願いいたします。
Q: 部室に先輩が買った譜面があるのですが、演奏できますか?
A: スコア譜、パート譜とも「原譜」が存在していれば演奏できます。
Q: スコアを紛失したので自分たちで書き起こして使っていいですか?
A: 購入したスコア原譜がない曲は演奏できません。
Q: 新しい審査システムではどのような演奏が高い評価を得られますか?
A: 課題曲については従来通り基本的な演奏技術が採点対象となります。自由曲についてはよりユニークな選曲、よく考えられた構成(曲順や演出など)などが高く評価されます。
Q: みんなが知ってる曲よりも誰も知らない曲のほうが高く評価されますか?
A: ケースバイケースですが、一般論としてはその傾向が強くなると思われます。ただしPD(著作権の切れた)スタンダード曲のユニークなオリジナルアレンジなどは高得点を獲得する可能性が高いです。
Q: 曲順を評価するとはどういう意味ですか?
A: あくまでも一例ですが「誰も知らない現代的な曲」の直後に、誰もが知る曲(グレン・ミラーのIn The Moodなど)を配置することで意外性を演出できたなら、それは高評価となり得るでしょう。
Q: 新しい譜面はどこで購入すればよいですか?
A: 以下のショップをご紹介します。これらのお店以外で購入しても結構です。
ミュージックストアJP
https://www.musicstore.jp/shop/fl_jazz/je_gakufu/index.php
エー・ティー・エヌ
http://www.atn-inc.jp/products/list680.html
アムレス
http://www.ammres.co.jp/bigband.html
イースターミュージック
http://eastermusic.ocnk.net/product-list/1
ヤマハ銀座店(吹奏楽用ジャズ譜の品揃え良)
http://www.yamaha-ginza-webshop.com/SHOP/95/98/list.html
Q: 譜面は販売されていないがフリーダウンロードサイトで入手可能な譜面は使用してもよいでしょうか?
A: そのフリーダウンロードサイト側で著作権処理がされている場合は演奏可能です。
Q: 自由曲の譜面上ではソロはアルトサックスですが、楽器を変えてテナーサックスなどで演奏することは大丈夫ですか? またトロンボーンセカンドにソロ指示があり、それをトロンボーンのファーストが吹いても大丈夫でしょうか?
A: 大丈夫です。ソロ部分については自由にお考えください。
Q: 自由曲の冒頭でMCを入れても大丈夫ですか?曲中にMCが入ることは、禁止行為でしょうか?
A: 演出の一部とみなされます。禁止行為ではありませんので大丈夫です。
Q: 売り譜で全部のパート譜が無いと使用できないのでしょうか? たとえばギターの譜面がないがコードをとってギターを演奏させたい、トランペットが3rdまでしか無いが5thまでのせたいなど。
A: 足りないパートを別の楽器で演奏したり、人数を増やして演奏しても構いません。ギターがピアノやベースの譜面を演奏するのもOKです。ただし譜面にない音を付け加えることは禁止行為です。
Q: 売り譜がありません。しかし以前あるバンドがpdf譜面を印刷して演奏したらしく、それと同じファイルを持っています。これは印刷して使用してもいいでしょうか?
A: 他楽団が演奏したかどうかではなく、その楽譜の出どころがはっきりしているかどうかが分かれ目となります。誰がいつ購入したかがはっきりしない譜面の場合は、著作権管理会社(サブ・パブリッシャー)もしくは著作権者の事前許諾を得てから演奏する必要があります。
Q: 他バンドが持っている譜面(そのバンドが外部に委託したもの)が演奏したい場合、どのようにすれば演奏可能でしょうか?
A: 著作権者から購入することで演奏可能です。バンド間の「貸与」はもちろん「譲渡」も望ましくないため、著作権者から再購入をお願いいたします。
Q: 自由曲で使いたいと思っている曲に、楽譜を保管するために棚番号が記されているのですが、棚番号が明記してあっても自由曲として使うことは可能でしょうか?
A: 楽団で購入した原譜であれば、何が書き込んであってもOKです。念のため写真を送っていただけると確認できますが。
Q:スコアではなくコンダクター譜があれば、演奏できますでしょうか?
A: コンダクター譜で結構です。
Q: 演奏時間調整のために曲の一部をカットする場合は改変手続きが必要とのことですが、演奏時間短縮のために、本来二回繰り返すソロ尺(ソロ裏アンサンブルあり)を一回にするというような場合、改変手続きは必要となりますでしょうか。
A: リピートのカットのみであれば改変にはあたらないと見なします。カットして演奏できるとご理解ください。
Q: 1曲目を演奏する前に、MCのBGMとしてリズム隊にFブルースなどを演奏させる事は可能でしょうか?
A: 問題ありません。演出の一部とみなされます。
Q: それがただのFブルースではなく1曲目のキーとコード進行の一部を使った演奏だった場合、曲の改変にあたりますか。
A: 問題ありません。曲の改変とはみなしません。
Q: 譜面に書かれている音程のオクターブ下を演奏することは認められますか。
A: オクターブ下も譜面通り演奏したと解釈します。
Q: 管で1st,2nd,3rd,4thと譜面があった場合、1stの譜面があるのにも関わらず、1stを演奏せず、2nd,3rd,4thのみを演奏するというような事は認められますか。
A: 1曲まるごと1stの譜面を演奏しないのは、作曲者の意図と異なるので望ましいことではありません。ただ、部分的に(1〜2小節)難しくてどうしても演奏できないところを吹かないのはやむを得ないでしょう。あとは実際の演奏がどう評価されるかの問題だと思われます。
Q: 自由曲の直前にドラム等のアドリブソロ(譜面にはありません)を入れることは良いのでしょうか。譜面の改変に該当したり、禁止事項なのでしょうか...
A: 演出の一部とみまします。譜面の改変にはあたりません。
Q: ある曲をステラで演奏することになったのですが、譜面自体がどこにも売っていなく以前に私達のサークルの先輩達が他の人に採譜という形で楽譜を作ってもらいサークルのリサイタルで演奏したようです。その楽譜を今回のステラで使いたいと思っています。しかし権利者に許可がとれてない状態です。このような場合はどうすれば良いのでしょうか? 誰に許可をとれば良いのか、また許可をとるには費用はどれくらいかかりますか?
A: 著作権管理会社(サブ・パブリッシャー)もしくは著作権者の事前許諾を書面で得られれば演奏できます。著作権管理会社(サブ・パブリッシャー)もしくは著作権者がわからない場合は、たいへん申し訳ありませんがその曲は演奏できないことになります。費用については著作権管理会社(サブ・パブリッシャー)もしくは著作権者と相談になります。ケースバイケースです。まずはJASRACの出版部に問い合わせてみてください(電話番号:03-3481-2170)。その曲がJASRAC管理曲でない場合は、ネットなどで作曲者を調べて問い合わせてください。調べる過程自体が社会勉強ですのでチャレンジしてみてください。調査しているうちに、またわからないことがあればあらためてご連絡ください。
Q: 自由曲で演奏予定の曲の売り譜がありません。そこで作曲者事務所に直接問い合わせをしたところ、ステラジャム終了後破棄するという条件の下、原譜のスコアのみを送ってくれました。この場合作曲者の承諾を得ているため、当日の楽譜チェックではやり取りをしたメールが確認できれば良いでしょうか?
A: 7月末にスコアチェックを行ないますので、スコアとやり取りしたメールのコピーをステラ実行委員会へ提出してください。それを拝見したうえで判断させていただきます。もし7月末のチェックでOKとなった場合、ステラジャム当日のチェックも同じように上記2点をステラシアターへお持ちください。
Q: アルトサックスの譜面をテナーサックスが演奏することは認められますか。
A: 大丈夫です。そのまま練習を進めてください。
Q: ステージでカバサなどのパーカッション、フルートなど音の小さいものにマイクをつけてもらうことは可能でしょうか。
A: 大丈夫です。ステージセッティング図にマイクを置きたい場所を書き込んで提出してください。
Q: 原譜があれば著作権者に演奏許可を取らなくとも演奏はできますか?
A: 原譜(コピーしたものでない譜面)が手元にあれば、購入した楽譜とみなされますので演奏できます。著作権者の演奏許可は無用です。
Q: 編曲許可が取れた場合は、後から自分たちでも編曲が可能ですか?
A: 書面で編曲についての許可が取れた場合は編曲可能です。書面は著作権者とのメールのやりとりの控えでも構いません。
Q: 編曲許可はいつまでに取らなくてはいけないですか?
A: 原譜チェックの日(7月末)に間に合うように、以下の書類を揃えてください。
1.スコア原譜
2.編曲許可を証明する書面
3.編曲後のスコア
Q: 演奏したいと思っている曲が現在どこにも販売していなかったため採譜という形で演奏したいと思っています。その際、著作権者の許可証が必要とのことですが、この許可証は例えばサインだけで足りるのか、それともちゃんとした文書でなければいけないのか具体的にどんな証明書であればいいのかお聞きしたいです。
A: 書式は問いません。著作権者が採譜に対して許可を与えたことが第三者にわかる文章であれば、メールのやりとりのコピーでも結構です。「(著作権者の名前)はGroovy Sounds Jazz Orchestraが(曲名)をCD音源から採譜して演奏することを認めます」という文章が入っていて、日付とその著作権者の連絡先がわかればいいでしょう。
Q: 編曲をした場合は編曲後のスコアを提出するにあたり、どのように編曲箇所を示せばよいでしょうか。変更点を直接スコアに手書きするのか、スコアを印刷したものに書き込んでそれを同封すればよいのかなど。
A: 1.まず編曲前のスコア「原譜」をご用意ください。2.次に著作権者から編曲の許可を得た証明となる文書をご用意ください。これはメールのやり取りの控えなどでも結構です。著作権者のお名前と連絡先がわかるようにしてください。3.そして編曲後のスコアをご用意ください。上記3点をご提出いただくことになります。
Q: 課題曲のソロを1コーラス増やすことは可能でしょうか。
A: 課題曲は譜面通りの尺で演奏してください。課題曲を改変した場合は「自由曲」とみなされますので、それとは別に本来のサイズで課題曲を演奏する必要があります。
Q: 採譜した譜面が大学にあります。JASRACサイトで探したところJASRACの管理曲であることは確認済です。この場合、採譜した譜面である以上あらめて著作者に連絡を取って許諾を得る必要があるのでしょうか。
A: おっしゃるとおりです。許諾文書を用意してください。詳細はこちら(特注譜面の場合)を参照ください。
Q: 自由曲は繰り返しのカットは自由とのことですが、繰り返しの回数を増やすことはいかがでしょうか。
A: カット同様、自由に増やしてOKと解釈します。
Q: スコアがパソコンからのプリントアウト譜面の場合、購入した証明をどのようにすればいいですか?
A: 書式は問いません。販売業者もしくは著作権者が楽団に対して販売したことがことが第三者にわかる文章であれば、メールのやりとりのコピーでも結構です。「XXXX(著作権者の名前)はYYYY(バンド名)に対してZZZZ(曲名)の楽譜を販売しました」という文章が入っていて、日付とその販売業者・著作権者の連絡先がわかればいいでしょう。領収証があれば理想的です。なお、スコアが購入したものと明らかにならない譜面はステラジャムでは演奏できませんので、別の曲に変更していただくことになります。
Q: 曲と曲の間にMCのBGMとして、リズム隊によるFブルースの演奏や、次の曲のキー、コード進行を使った演奏は可能とのことですが、事前に譜面を提出し審査して頂く自由曲とは関係なく、それとは別の曲の一部フレーズなどをMC裏のBGMとして演奏することは可能でしょうか? その際にBGMの演奏者として許可されるのはリズム隊のみなのでしょうか?
A: 演出の一部とみなします。OKです。管楽器やボーカルなども加わって構いません。
Q: 自由曲の原譜が2〜3枚紛失しており、コピー譜を使っている状態なのですが、その場合はどうすればいいでしょうか。
A: その譜面をバンドが購入したものと証明できれば大丈夫です。買ったときの領収証があれば理想的です。領収証がない場合は、購入したときのマネージャーかコンマスの証言をメールでもらって、「いつ頃、どういう経緯で、あるいはどの店で」購入したかについて整理してください。そのメールをもって購入の証明に替えることとします。
Q: ソロのパートは譜面に書いてあるパートと違うパートが演奏しても問題ないですか?
A: 問題ありません。
Q: 売っている楽譜でスコアがないものは演奏規定に反しますか?
A: 購入したことが証明できればOKです。領収証のコピーや購入経緯がわかるメールの写しなどをスコアの代わりに提出してください。
Q: 購入者が各自のプリンターでコピーをする、つまりデータのみ売っている形での販売となっています。領収書ではなく値段の表示と印刷ができる明細が出ます。これは大丈夫ですか?
A: その譜面がバンドで購入したものであることを証明できれば結構です。購入を申し込んだメールの写しと、日付、商品名、値段、出版社名、出版社連絡先などをセットで出していただけると完璧です。
Q: やりたい曲にチューバやホルンパートがあるのですが、人や楽器が足らない場合、そのパートは無しで演奏しても良いのですか?
A: 全体のハーモニーが変わらないよう別のパートに振り替えられれば理想的ですが、それも難しい場合は、そのパートは無しで演奏するのもやむを得ないでしょう。以下の質問の類型と考えます。
1stを演奏せず2nd,3rd,4thのみを演奏
アルトサックスの譜面をテナーサックスが
Q: ソロ尺を延長または短縮して演奏してもいいですか?
A: ソロ尺を変えることは楽曲の「改変」に該当します。以下の手続きを踏めば演奏可能です。
●楽曲の改変手続き
楽曲の改変を行う場合は、まずJASRACのデータベースにて楽曲の管理を行っている会社または個人を特定し、その会社または個人に改変に関する許諾を得る。
http://www2.jasrac.or.jp/eJwid/
データベースの使い方がよくわからない場合や、目的の楽曲が上手く見つけられない場合は、JASRACの出版部に電話で問い合わせることも可能。電話番号:03-3481-2170
許諾を得られ、かつ費用が発生する場合は、JASRACにて手続きのうえ費用を支払う。なお、国内に楽曲の著作権管理会社(サブ・パブリッシャー)が存在しない場合は、海外の著作権管理会社または個人と直接やりとりをして許諾を書面で得る必要がある。
●改変の許諾が得られたことを証明する文書は、実行委員会の求めに応じていつでも提出できるよう準備しておいてください。
Q: 自由曲のSaxとFlの持ち替えで、譜面上は2nd.Altが持ち替え指示となっているのですが、それを2nd.Alt以外の人が持ち替えで吹くことは可能でしょうか?
A: 全体のハーモニーが変わらなければ問題ありません。以下の質問の類型と考えます。
アルトサックスの譜面をテナーサックスが
Q: 自由曲中に掛け声や歌声を入れても大丈夫ですか?
A: 問題ありません。演出の一部と考えます。
以下の質問のバリエーションと考えられます。
自由曲の冒頭でMCを
自由曲の直前にドラム等のアドリブソロ
Q: その他特殊なケースについてはどこへ問い合わせればよいですか?
A: ステラジャム実行委員会(井上、疋田)までメールでお問い合わせください。専門機関に確認したうえでご回答差し上げます。
stellarjam@jht-lax.jp
【結果についてのQ&A】
Q: 全参加団体の順位は教えていただけますか?
A: ステラジャムではグランプリバンド以外の順位を発表していません。
コンテストといえば他者との競争が気になります。けれども、ステラジャムの真骨頂は、自分たちのバンドが1年間でどれだけ成長したかを調べられるところにあります。
たとえば6名の審査員によるリアルタイムコメントを、去年のものと今年のものとで比較してみる。
すると、なかなか克服できていない課題が見つかったり、あるいはぐんと進歩しているポイントを発見したり。ステラジャムの舞台が、バンドの「定点観測地点」となるわけです。