【追悼】松平正守先生
関西吹奏楽連盟理事長の松平正守氏が2007年12月19日午前1時45分に逝去されました。享年82。
昨日(12月21日)大阪の千里会館で葬儀が行なわれ、お別れのご挨拶に行ってきました。
松平先生はクリスチャンではありませんでしたが、甥御さんの向井孝史牧師(関西学院大学神学部教授)による司式を親族が強く希望されたため、キリスト教形式の葬儀となりました。
弔辞は丸谷明夫氏がお読みになりました。司式の向井牧師も、丸谷氏も故人と深いかかわりのある人たちで、葬儀は本当に心のこもった暖かい雰囲気に包まれていました。
松平先生は、戦後日本の吹奏楽を作り上げた功労者であり、吹奏楽連盟のコンクールはもちろんのこと、御堂筋パレード、3000人の吹奏楽、ブラスエキスポなど、数多くの大規模イベントにおいても陣頭指揮をとってこられました。
生涯現役を貫かれ、強いリーダーシップ、気さくな人柄、大局的な視野、斬新な発想など、イベントプロデューサーの大先輩として、心から尊敬していました。
1996年に橘女子高校とアトランタ五輪イベントへ出かけたときから、松平先生とはお付き合いさせていただきました。
同年秋の御堂筋パレードには、当社が来日公演を企画したカリフォルニア・リパーカッションズを出演させてくださいました。
また、2000年のシドニー五輪バンドではたいへんお骨折りをいただき、このミレニアム.イベントを成功に導くことができました。
さらに、現在も進行中の北京オリンピック企画についても大きなご助力をいただいていて、来夏のイベント成功をご報告することを夢見ていました。
松平先生、ありがとうございました。
ゆっくりとお休みください。