日日是野菜スープ
目次
03.乾燥野菜と保温調理で
02.ハーバード式野菜スープ
01.ファイトケミカルの目覚め
ファイトケミカル(野菜の持つ天然化学物質)を日常的に摂るために、野菜ダシ(ベジブロス)やハーバード式野菜スープなど、あれこれ試している。
ふと思いついたのだけど、乾燥野菜と保温調理を組み合わせれば、ものすごく手軽に作れるということ。
関東の冬は乾燥しているので、ニンジン、ダイコン、マッシュルーム、ブロッコリーの茎、カボチャ、シイタケなどをベランダで干している。自家製天日干し以外にも、レンコン、キャベツ、ハクサイ、ゴボウなど、いろんな乾燥野菜を常備。
鍋に水を張り、好みの乾燥野菜を数種類放り込む。火をつけて沸騰したら鍋をタオルに包んで保温バッグへ。そのまま2〜3時間放置すれば、簡単にベジブロスができあがる。
そのままスープを飲んでも、ほのかな野菜の甘みを楽しめる。塩コショウで味を整えるもよし、味噌汁もよし。トマト味やカレー味にもできる。リゾットを作るのもいい。もちろん具材も美味しくいただく。
保温調理というと、スロークッカーとか保温調理器の話になりがちだけど、バスタオルでぐるりと包むだけでも大丈夫。保温バッグがあれば完璧だし。
参考:楽園フーズブログ「バスタオル保温調理のススメ」
野菜の持つ天然化学物質(ファイトケミカル)を摂るために、日々出る野菜クズを冷凍保存しておき、ベジブロス(野菜ダシ)として煮出す方法がある。
もう少し手軽に作るなら「ハーバード式野菜スープ」と呼ばれるレシピもある。どの季節でも入手しやすいカボチャ、タマネギ、キャベツ、ニンジンという4種類を水で煮るだけ。これは続けやすい。乾燥野菜でも作れるし。
参考:なかなかお洒落な動画「免疫力を高める命のスープ(ハーバード大学式)」
ファイトケミカルはphyto(植物)+chemical(化学物質)。植物が持つ天然化学物質で、第7の栄養素として注目されている。
わかっているものだけで1万種類以上あるが、まだ解明されていないものも多いという。成分や効果も多様で、いろんな成分を組み合わせて取るのが効果的とされる。
ファイトケミカルは野菜の皮、根、種、ワタなどに多く含まれる。ベジブロス(野菜Vegetable の出汁Broth)を抽出することで、ファイトケミカルを効率良く摂取できるとか。
ただいま研究中。