ワールド・プロジェクト・ジャパン  〜 合奏音楽のための国際教育プロダクション 〜


野口茜トリビュートアルバム『ALWAYS WITHZOO!』

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あなたも野口茜と一緒に音楽動物園をつくりませんか? 

野口茜トリビュート・アルバム制作プロジェクト
動物組曲『ALWAYS WITH ZOO !』

※クラウドファンディング終了。購入はエル・アルージョにて! 
https://www.ahora-tyo.com/detail/item.php?iid=20003


2021年春に惜しくも急逝されたジャズ・ラテンピアニストで作曲家、ビッグバンドリーダーとしても活躍した野口茜の追悼アルバムを制作するために、彼女とゆかりのあったアーティストが集結し、立ち上げたのが「A.W.Z.Project」です。

ステラジャム(国際ジャズオーケストラ・フェスティバル)テーマソング『STAR BRIDGE~星空にかける橋~』ほか、いくつもの曲を共同制作した作詞家、水行末をプロジェクトリーダーに、動物をテーマとした未発表曲6作品を含む、楽しい歌のアルバムを制作します。

今回この6曲にボーナストラックとして、野口のインストオリジナル『STAR BRIDGE~星空にかける橋~』のニューアレンジバージョンを加えて、野口茜ワールドを存分に楽しんでいただく趣向です。

2010年に水行末作詞、野口茜作曲によって、動物をテーマにした6曲が制作されました。

『風のゾウ祭り』
『しろくまウォーターダンス』
『ペンギンは銀河の吟遊詩人』
『オランウータンらぶらぶ』
『四次元あざらし』
『おこじょエクスプレス』。

これらの曲はデモ音源を制作したものの、発表機会がないまま10年以上経ってしまいました。「これらの楽曲をなんとか世に出したい!」という思いで今回のプロジェクトが立ち上がりました。

アルバムタイトルは、Always with you をもじって『ALWAYS WITH ZOO !』。野口茜の音楽が、いつもあなたと一緒にありますように。




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ALWAYS WITH ZOO !
野口茜トリビュート・アルバム『ALWAYS WITH ZOO !』のジャケットは、後藤映子さんのイラストです。『風のゾウ祭り』『しろくまウォーターダンス』『ペンギンは銀河の吟遊詩人』『オランウータンらぶらぶ』『四次元あざらし』『おこじょエクスプレス』など、野口茜とアニマルたちが楽しげに遊んでいます。購入はエル・アルージョにて! 
https://www.ahora-tyo.com/detail/item.php?iid=20003




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風のゾウ祭り
野口茜作曲、水行末作詞による『風のゾウ祭り』は、ひとりの少女が音楽の神々と触れ合う時間を描いた歌。音と音の隙間にある静寂へ入り込む物語です。



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しろくまウォーターダンス
野口茜と水行末は「ラテンマドネス」という企画を構想していました。美と錯乱の世界を奏でるプロジェクトです。『しろくまウォーターダンス』(野口茜作曲、水行末作詞)は、そのきっかけとなった作品。武術の反復稽古や僧侶がひたすら読経する姿を「終わりのない水中ダンス」として表現しました。この執拗反復(音楽用語でオスティナート)が、ストレスから解放される救いの道になればと願った楽曲です。

※動物園のホッキョクグマが同じところを往復するのは「常同行動」といって、本来の行動欲求が満たされないストレスから来るものだとか。そこで近年、世界中の動物園では野性本来の行動を発現させる工夫として「環境エンリッチメント」に取り組んでいます。



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ペンギンは銀河の吟遊詩人
水行末は「プラネタリウムで呼吸法を」というショーを開催したことがあります。自分の肺が宇宙全体に広がる体験です。「私」が呼吸するのではなく、「星空」が呼吸しているかのような、深く壮大な伸縮運動。この「星空呼吸」を歌で再現できないか、野口茜と一緒に取り組んだのが『ペンギンは銀河の吟遊詩人』です。



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オランウータンらぶらぶ
「空中楼閣」という言葉には神秘的な響きがあります。蜃気楼の別名、あるいは現実からかけ離れた空想的な物事という意味です。大半の時間を樹上で過ごすオランウータンは、文字通り空中で恋をするわけですが、それは儚い空中楼閣なのでしょうか。野口茜と作った『オランウータンらぶらぶ』は、なんともおおらかでユーモラスな歌になりました。



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四次元あざらし
あいつが悪い、というのは私の「意見」。あいつが悪いと私は考えている、が「事実」でしょう。このように問題を上位の視点から見ることをメタ思考といいます。「あいつ vs わたし」よりも高い次元から出来事をとらえるわけです。愛らしい『四次元あざらし』に導かれて、野口茜が「ゆるし」の世界を描きあげました。



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おこじょエクスプレス
星間鉄道『おこじょエクスプレス』に乗り込み、惑星地球駅を出発した恋人たち。案内役はおこじょ車掌です。この歌はのちに『星遊記』という短歌スタイルのSF小説12編になりました。今回は地球駅から花の惑星まで、野口茜が作った軽快なメロディにゆられて旅しましょう。



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* photo by Shirabe Shimaguchi

あかねこファイアーダンス
このアルバムには『しろくまウォーターダンス』という軽快なダンス曲が収録されています。じつはこれには別歌詞が、というか替え歌が存在します。作詞を担当した水行末が遊びで作った『あかねこファイアーダンス』です。

野口茜のキャラクターがコミカルに表現されているからか、本人はこれを読んだとき「号泣した」と言っていました。内容的には爆笑系なのですが。トリビュート・アルバム発売を記念して、『あかねこファイアーダンス』の歌詞もなにかの形で公開したいと思います。先行して少しだけお見せすると...

♪♪♪
ラテン ファンク ピアノ弾くぞ
ウキウキ ステップ ふみふみ
クラシックも ジャズも ポップも
ときどき 沖縄民謡

音をつむぐ ひとり旅なの
和音奏でる 指が踊る
ビッグバンド デュオも 
ソロでも エンターテイナー

もっと あかねこ ファイアーダンス
ずっと あかねこ ファイアーダンス
♪♪♪



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STAR BRIDGE〜星空にかける橋〜
野口茜も審査員を務めたステラジャム(国際ジャズオーケストラ・フェスティバル)のテーマ曲が『STAR BRIDGE〜星空にかける橋〜』。この曲にはいろんなアレンジがあります。ロックあり、ピアノバラードあり、ラテンビッグバンド編曲あり、エリック・マリエンサルと野口茜トリオの共演あり。そして今回『ALWAYS WITH ZOO !』にも新バージョンがボーナストラックとして収録されます。お楽しみに。



※クラウドファンディング終了。購入はエル・アルージョにて! 
https://www.ahora-tyo.com/detail/item.php?iid=20003


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投稿者 kurosaka : 2022年4月 4日