平井香織プロフィール
国立音楽大学卒業。同大学院修了。二期会オペラスタジオ修了。
「奥様女中」のセルピーナでオペラデビュー。以後「魔笛」夜の女王、「フィガロの結婚」伯爵夫人、「カルメル会修道女の対話」ブランシュ、「カルメン」ミカエラ、「夕鶴」つう等を演じる。
殊に新国立劇場公演には数多く参加しており、「ラインの黄金」「ワルキューレ」「神々の黄昏」「ジークフリートの冒険」「トスカ」「なりゆき泥棒」「カルメン」「こうもり」「エレクトラ」「影のない女」「ピーター・グライムズ」「死の都」など、信頼も厚い。
20/21オープニング『夏の夜の夢』では主役タイターニアで出演し高い評価を得た。そのほか、大野和士指揮「ヌシュ・ヌシ」(ヒンデミット)、ダン・エッティンガー指揮「復活」(マーラー)、準・メルクル指揮「ヴィーナスとアドニス」(ヘンツェ)、シャルル・デュトワ指揮「エレクトラ」(R.シュトラウス)等で好演。
近年では15年準.メルクル指揮「ダナエの愛」クサンデ、16年C.デュトワ指揮「カルメン」フラスキータ、17年P.インキネン指揮「ラインの黄金」ヴェルグンデに出演する活躍を見せている。
またコンサートソリストとしては「レクイエム」「グローリア」「メサイア」「第九」「ミサ・ソレムニス」「カルミナ・ブラーナ」「ドイツ・レクイエム」等多数出演、いずれも高い評価を得ている。第56回NHKニューイヤーオペラコンサートに出演。
国立音楽大学准教授。二期会オペラ研修所講師。二期会会員。
投稿者 kurosaka : 2022年10月29日