大船中学生徒からのメッセージ
2012年5月20日(日)、鎌倉市立大船中学校吹奏楽部にお招きいただき水の呼吸ワークショップを開催しました。レポートはこちら。
後日、顧問の岩田先生から手紙を頂戴し、そこにはなんと出席した生徒さん43名分の感想文が同封されていたのです。感激☆
いくつか抜粋し、末尾に全感想文(pdf)を掲載しておきます。
●3年生 トランペット2時間で終わってしまったとは思えないほど、密度の濃い時間でした。私は、普段からやっているブレストレーニングでは、肺活量は、あるようなのですが、いざ楽器を吹くとなると、息が全然足りなくなってしまいます。
ですが、今回教えて下さったことのおかげで、しせいの悪さ(とても猫背で、肩が内がわに入り力んでいました)に気づくことができ、ラクに楽器を吹くことができました!
自分でもびっくりするほどかわりました。音域も1音広がりました。今までは「アンブシュアが...」「口の形が...」「アパチュア...」とかをたくさん言われていたので、息の大切さには気付けませんでした。なのでこれからは、息づかいや、ブレスコントロールに重点をおき、頑張っていきます。本当にありがとうございました。
●3年生 パーカッション
呼吸法でそんなに変わるのかなと思っていましたが、自分でも分かるくらい姿勢がよくなっていてビックリしました。僕はフィッシュスイムがなめらかにできなくてとても悔しかったです。毎日家で練習しようと思います。(中略)0〜10、10〜20、20〜30、30〜40、40〜50、50〜60、60〜70、70〜80、80〜90、90〜100のやつはすごく苦しかったです。でもすごいおなかに効いている感じがしました。-10〜110は本当に苦しかったです。
息止め競争の1回目は fl の人とやって、やっぱり普段から楽器を吹いているので負けてしまいました。その分、2回目の方は perc は普段顔が空いているので変顔で勝つことができました。
今回のブレスエクササイズはとても苦しかったですが、とても楽しくやることができてよかったです。
●2年生 バス
黒坂先生の授業はとても分かりやすく、とてもおもしろかったです。ミッシェル君を使って人の体のしくみと呼吸がここからなっているなど、実さい見てみて分かりました。黒坂先生に一番おしえて下さってたすかったやつは、肩こりなおしの方法です。私はチューバを吹いているのですが、毎回毎回肩こりになやまされていました。でも今日教えて下さり、家でもやってみたら、少し肩こりがなおってきました。これで集中して吹くことができるのですごくたすかりました。(中略)教わったことは今後に生かしていきたいと思います。
●2年生 ホルン
この前は面白い呼吸法を教えて下さり、ありがとうございました。黒坂先生の授業は面白く、そして楽しく、授業(約2時間の授業)はあっという間に終わってしまったので、最後、もう少し授業を受けたかった、という気持ちがありました。黒坂先生に教わった呼吸法は楽器を吹くのに使うのはもちろんの事、普段の勉強や学校の授業中などにも意識してやってみようと思いました。黒坂先生、本当にありがとうございました。また教えてもらえる機会があったら教えてもらえると嬉しいです。
●3年生 ホルン
5月20日はいろいろな事を教えていただいたり、たくさんの事を学ばせていただきありがとうございました。すごく勉強になり全てがわかりやすくてよかったです。そして2時間がとてもはやく感じました。今回私が1番いんしょうに残っているのが「肺と呼吸の関係」というもの、呼吸のだんかいが F、N、L があるのはふつうにわかったけど、L より下の E がある事におどろきました。
そしてふだんの呼吸は「満息域」「と「空息域」だと「満息域」を使っているという事をしりました。
私はふだんの生活でとくに集中して呼吸をいしきしたりして考えたりそういう事をしたことがなかったので、今回しれてよかったです。
そして腹式呼吸も私は黒坂先生からお話をきくまでは A が正しいと思っていて、それ以上に他のやり方をさがそうとしなかったりしていて、でも今回のお話をきいて C、D → へこまま、ふくままが正しいという事をしって、すごくおどろきました。
なのでこれからは1つのやり方だけでなくいろいろなやり方をさがす事も大切な事だと改めて思いました。ありがとうございました。
●3年生 サックス
先日は私たちに呼吸のこと、姿勢のこと等を教えていただき、ありがとうございました。私はいつも部活をしている中で特に気をつけようと思っていたのが姿勢や、演奏時でもきちんと使いこなせるブレスの方法で、いつもいろんな方からブレスを気をつけるように等注意されてきましたが、どれも私にとっては具体的な注意ではなく、抽象的で、正直何が良くて何が悪いのか、よく分かっていませんでした。そんな時に黒坂先生の「ブレスエクササイズ」のご指導があり、良い意味でとても衝撃的でした。私たちが無意識に行っているブレスってこんなにも深いのか!! とか、腹式呼吸ってこんなに種類があるんだ!!等たくさの驚きと発見がありました。
中でもやっぱり気になったのは「力み」のお話です。そもそも「力み」とはなんなのか、から始まり、「力み」をとるエクササイズまでとても興味深いお話で、とても面白かったです。演奏しているときに時々「力んでる!!」と言われることがあったので、合奏の合間でもできるショルダリングなどをこっそりやってみようかな、と思いました。
「力み」がとれるととても落ち着くし、冷静になれるので「力み」をとるというのは良い事だな、と感じました。ミッシェル君での説明など、とても分かりやすく、とても面白かったです。ありがとうございました。
●1年生 パーカッション
私は最初、呼吸法を学ぶのに2時間も、とおどろいていました。けれど、色々な話を聞いていくうちに、2時間たっていて、あっという間に感じました。2時間という時間は、ゆっくりとした時間の流れの中で、おちついて呼吸について考えるための時間だったのだと思いました。そして、いつも抜けているのかなと思う私にも、力みがあるのだと感じて、ひたすら、力みを抜く授業をやっていいるうちに、私はねむくなっていました。2時間もの間、私もわかりやすく、かつ的確な言葉で呼吸や力み、体のことを教えていただきありがとうございます。
●2年生 パーカッション
講習の前「Percは関係ないかも」と思ってましたが、講習をウケているときに、「これはPercパートにも関係ある」と思いました。呼吸をして、指揮と管楽器と合わせる。そして、最高の演奏をする。でも、呼吸は普通に息を吸ってはく。だけで何もかんがえなくて、呼吸は、筋肉やさまざまな部位を使っているということを初めてしっかり意識することが出来ました。
呼吸法をたくさん紹介していただいて、立ち方や、腹式呼吸の種類など、知らないことが多かったです。そのなかでも。満息域・空息域の関係が一番興味をもちました。満息域は普段つかわれていて、空息域は普段つかわれていないということを知らなくて、他にも「へー」「そうなんだ」と思うことばかりでした。これからの練習に生かしていこうと思いました。
全感想の原文
※プライバシー保護のため実名は伏せてあります。
レポート1
レポート2
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投稿者 kurosaka : 2012年6月 6日