小雪にペルシャはうそをつく
『小雪にペルシャはうそをつく
~猫とめぐる二十四の季節~』
著:二重らせん刹水
写真:sassy.tp
絵:松本美樹
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【作品紹介】
二十四節気は一年を24の季節に分けたもの。それぞれの季節の中で暮らす猫たちのドラマを詠んだ詩集です。「キジトラは処暑に語らう」「寒露は三毛とアガサのお茶会」「トーティシェルの立冬もみじ狩り」「ノルウェージャンフォレストキャット柚子湯に入る」「シンガプーラ立春ウォーキング」「クリルアイランドボブテイル啓蟄に木登り」「春分シャム猫お引越し」「虚空コラット穀雨の百花繚乱」「立夏マンクス夜鳴きそば」「キムリック芒種サイクリング」「メインクーン大暑の千夜一夜物語」など、猫のいる愉快な風景をお楽しみください。
【著者について】
二重らせん刹水(にじゅうらせんさっすい)は謎の二人組作詞家ユニット。それぞれが別の都市を拠点として創作活動をしている。あらかじめ文字数を決め、交互に一行ずつ書き足して作品を仕上げる「二重らせん詩」という独特のスタイルを採用。どちらも旅が多いため、金沢、大阪、名古屋、広島など別々の土地からソーシャルメディアへ投稿することで詩作を続けており、二人が実際に会うことはほとんどないという。年齢、性別、経歴、居住地など一切不詳。
前作「ケモノウタ百八首」から選んだ10作品にはボーカルとギターのデュオグループ蓬-よもぎ-が曲を付け、アルバム「歌の動物園:アリクイは三万回のキスをする」として発表されている。
小雪にペルシャはうそをつく
001.立秋ラグドール
002.キジトラは処暑に語らう
003.時を遊ぶアビシニアンは白露に
004.秋分のシルバータビー占い
005.寒露は三毛とアガサのお茶会
006.ベンガルは蹴飛ばす霜降
007.トーティシェルの立冬もみじ狩り
008.小雪にペルシャはうそをつく
009.ソマリ大雪なべ料理
010.ノルウェージャンフォレストキャット柚子湯に入る
011.黒猫小寒初もうで
012.スコティッシュフォールド大寒の不安定
013.シンガプーラ立春ウォーキング
014.くれよん猫は雨水に歌う
015.クリルアイランドボブテイル啓蟄に木登り
016.春分シャム猫お引越し
017.清明バーマンゴーラウンド
018.虚空コラット穀雨の百花繚乱
019.立夏マンクス夜鳴きそば
020.エジプシャンマウ小満に書く手紙
021.キムリック芒種サイクリング
022.夏至のピクシーボブ探偵事務所
023.小暑スフィンクス砂浜に語りて
024.メインクーン大暑の千夜一夜物語
番外:もふもふ協奏曲