声楽家による体験レポート
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インデクス
歌手・ミュージカル俳優 横洲かおるさんのレポート
声楽家 佐橋美起さんのレポート
声楽家 平井香織さんのレポート
声楽家 高橋薫子さんのレポート
声楽家 三浦志保さんのレポート
音楽大学声楽講師 M先生のレポート
歌手・ミュージカル俳優 横洲かおるさんのレポート
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私の呼吸学校との出会いは、Facebookの広告でした。
時々広告を見かけて気になっていたのですが、ある時私の師匠、三浦志保先生がこの呼吸学校に参加している記事を目にし、「三浦先生が参加しているなら確かなものに違いない!行ってみよう!」と初参加したのがきっかけです。
最初に参加した時は、これまで私が色々なところで触れてきたことが「そうか!こういうことだったのか!ここに繋がるのか!」と答え合わせしているような時間でした。
そして、ヒトゴやミンジュウ、ジェリーフィッシュ・フロートなど、たくさんのエクササイズを教えていただき、早速帰って試したことを今でもはっきり覚えています。
その日以来、まずはヒトゴが日課となった私。(レッスンにも取り入れています!)
時間がある時は他のエクササイズも。
それまでなかなか安定していなかった声が、この呼吸エクササイズを毎日やることで、少しずつ安定してきた実感があります。
中でもお気に入りはジェリーフィッシュ・フロート。
呼吸とともに横隔膜の上げ下げなど、腹圧の調節も入っていて、最初に体験した時、「なんだこれは!」と言う大きなショック(もちろんいい意味で)を受けました!
また、これまで「一拍で吸って徐々に息を吐いていき、無くなったらまた一拍で吸う」と言う呼吸を主にやっていた私にとって一番の衝撃はこちら!
ゆっくり吸ったり、息を全部吐き切らないうちに付け足すように吸ったり、0か100かではなく、70%まで吸うなど、これまで「NGでしょ!」と思っていた呼吸の仕方。
「そうか!呼吸は自由でいいんだ!」
当たり前のようでいて、それを自分に許していなかったことに気が付き、ハッとしました。
そしてつい最近やって頂いた立ち方。
この立ち方がまたとても心地よく、このまま今声を出したら、どれだけ自由度に溢れた声が出せるんだろうと胸が高鳴ったのを覚えています。
本当にたくさんのことを毎回伝えて頂いています。
不思議なのは、同じことを聞いているはずなのに、参加する度に毎回新たな発見があることです。
私たちの生きる源である呼吸の奥深さを感じるとともに、まだまだ先は長いなと実感しております。
これから更に、どんな世界が広がっているのかが楽しみです。
声楽家 佐橋美起さんのレポート
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「徹子の部屋」で世界的なオペラ歌手、ジェシー・ノーマンが徹子さんの質問「発声って何ですか?」という質問に「Breath is all‼️」と間髪入れずに答えていたのを思い出します。
私自身、その前に「呼吸」がどれだけコンサートやオペラ本番の歌は勿論、精神的にも影響するか実感として感じていて、何人かの歌い手たちと意見交換していました。
具体的に呼吸の仕組みを学びたいと思っていたところ、Facebook で友人の高橋薫子さんを通して黒坂洋介先生の「呼吸学校」に参加することになりました。
私が求めていたことを具体的に実践することで、呼吸の仕組みが分かり、『呼吸にコントロールされるのでなく、自分自身が呼吸を自然にコントロールできるようになる』それが実現できれば、歌う時は勿論、普段の生活にも必ず良い影響があると思ってます。
フィッシュスイム大好きです。自分の身体がいかに緊張してるか分かります。でも私にとって一番知りたかった空息域、息を吐ききってからさらに息を吐く。息って吸気もだけど呼気がとても大切。それを分からせてもらえた呼吸学校と黒坂先生に感謝です。実践は大切。継続は力、です。
声楽家 平井香織さんのレポート
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ソプラノ歌手であり古くからの友人、高橋薫子さんが Facebook で載せていたことで知った 呼吸学校のこと。音大生やアマチュア合唱団の指導の時に腹式呼吸に関して伝えやすいヒントがあるかな〜自分自身の演奏にもプラスになる事があるかな〜という気持ちでの初参加が、その後の私の演奏に多大な影響を与えるという事をその時は想像だにしていなかっ た。
先ずは自己紹介で参加のきっかけや何を学びたいかなどを軽く喋る。チャイルドタイム・フ ィッシュスイム・ショルダリング・五節直列・ヒフミフヒ...基本的なエクササイズを一通り経験した後に再び感想を発言し合う時に、驚いた! 明らかに喋りやすい。声が出やすい。自分の頭の中に響くのだ!
その日はその感覚を早く試したくて帰宅後すぐにレッスン室に篭り様々な曲を歌ってみた。 全く喉が疲れないどころか、どんなに強い音を出しても身体全体の力みが一切無いのだ。
「骨で立つ」「三節を直列」「つるしとずりおち」 この3つの要素のおかげで普段より呼吸が深くなり、そこに身体の軸が整うことにより効率良く声を響かせる事が出来たのだと分析する。
その後は黒坂洋介先生著『呼吸を変えれば音楽は変わる!』を繰り返し読み、呼吸学校で学ばせて頂いたノウハウなどを自分流にまとめては指導や演奏の準備に活用させて頂いている。
以前のように対面でのセミナー(コロナ禍により休止)が開かれることを強く望むうちの一人です。きっとまた何か新しいヒントに出会えることを心待ちにしています。
声楽家 高橋薫子さんのレポート
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もともとはFacebookの記事で知っていたのですが、ある時教えている音楽大学の夏期講習で一般の生徒さんたちへの発声中心の講座をすることになってよい教材はないかなと色々探していて、やはりこれ、というのが黒坂先生の「呼吸を変えれば音楽は変わる!」でした。
それまでに私が体験的に知っていることをわかりやすく言語化してくれている事柄がたくさんあったこと、また練習の仕方も私がいつも求めている「音を出すための呼吸と表現のための呼吸を一致させる」という観点からも使いやすいものがあったので、試してみたら受講生も面白がってくれたのでした。
さて呼吸学校、実際に体験してみると同じ内容のことを繰り返す時にも自分の身体や感覚が変化していくことを感じ、ふた月に一度しかないのがもどかしいくらいです(笑)。
身体を訓練するということは頭で理解したことを身体が受け入れてデフォルトになるまで刷り込むことだと思います。だからこそ自然なものになる。レッスンでは今まで知っていると思っていたことが「やっぱり~。そうだよね。」と思えることと、「え~、全然逆だった!」みたいなことと(笑)、毎回楽しみながら再発見、新発見の連続です。教えるにあたっても色々なヒントがあって引き出しが増えてきました。
「意識と身体のリンク」を確実にしていくというのが私の目標で、道は遠いのですが寄り道や、道端の小花に目を細めるようなレッスンが楽しく、次のレッスンを心待ちにしています。
声楽家 三浦志保さんのレポート
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大学の生徒さん(ミュージカルコースを教えています)たちへも、まずは頸椎のフィッシュスイムだけでもと取り入れ始めましたが、ここ最近は黒坂先生のガイド音声でミンジュウを発声前にやっています。それぞれに効果を感じているのかのりがいいからか、みんな「テレー」とか「ぼとー」とか嫌がりもせず言ってますw
先日はプライベートで教えているおばさまの生徒さんに、頸椎のフィッシュスイムをやっていただいていたところ、首回りが急に楽になり、声に余計な(?)大幅のビブラートがなくなりました!
私自身は毎日ミンジュウと自分なりのジェリーフィッシュ、続けているのですが、なんだか本当に好調です。姿勢がどんどん変わってきたような気がしますし、生まれて以来ずーっと幼児体形(ポッコリおなかでウエストのくびれ無し)だった私にウエストが現れましたw
声に関していえば、フィッシュスイムで首回りの力みが抜けるようになるからか、このところ声が疲れづらくなりました。いままで「エイやっ!」と出していた高音が、スムーズに行くし、音程もよくなったような気がします(自分感覚ですが)。
ここまで来るのに私も、ヨガをはじめ、◯◯流呼吸法、バレエ、◯◯ワークなどいろんなものをかじってまいりましたが、こんな短期間で結果にコミットしたのは初めてです。ほんとうにめでたく、ありがとうございます。呼吸によって内側から働きかけるというのが良いようですね!
また、大学附属の音楽教室でミュージカルクラスを受け持っておりますが、ジュニアクラスでもフィッシュスイムとショルダリングなどを取り入れてました。チャイルドがチャイルドタイム、なんて私が言ってますが、子どもたちにもなかなかウケてまして、おとなしくやってます。かわいいです。
三浦先生によるヒトゴ(ひとりの五分間)実演動画
大学の生徒さん(ミュージカルコースを教えています)たちへも、まずは頸椎のフィッシュスイムだけでもと取り入れ始めましたが、ここ最近は黒坂先生のガイド音声でミンジュウを発声前にやっています。それぞれに効果を感じているのかのりがいいからか、みんな「テレー」とか「ぼとー」とか嫌がりもせず言ってますw
先日はプライベートで教えているおばさまの生徒さんに、頸椎のフィッシュスイムをやっていただいていたところ、首回りが急に楽になり、声に余計な(?)大幅のビブラートがなくなりました!
私自身は毎日ミンジュウと自分なりのジェリーフィッシュ、続けているのですが、なんだか本当に好調です。姿勢がどんどん変わってきたような気がしますし、生まれて以来ずーっと幼児体形(ポッコリおなかでウエストのくびれ無し)だった私にウエストが現れましたw
声に関していえば、フィッシュスイムで首回りの力みが抜けるようになるからか、このところ声が疲れづらくなりました。いままで「エイやっ!」と出していた高音が、スムーズに行くし、音程もよくなったような気がします(自分感覚ですが)。
ここまで来るのに私も、ヨガをはじめ、◯◯流呼吸法、バレエ、◯◯ワークなどいろんなものをかじってまいりましたが、こんな短期間で結果にコミットしたのは初めてです。ほんとうにめでたく、ありがとうございます。呼吸によって内側から働きかけるというのが良いようですね!
また、大学附属の音楽教室でミュージカルクラスを受け持っておりますが、ジュニアクラスでもフィッシュスイムとショルダリングなどを取り入れてました。チャイルドがチャイルドタイム、なんて私が言ってますが、子どもたちにもなかなかウケてまして、おとなしくやってます。かわいいです。
投稿者 kurosaka : 2022年10月29日